社会変革のエコシステムを構築

 企業の活動がグローバル化し、国際都市間競争が激しくなっていることを踏まえ、東京建物は、東京駅前に位置するこのエリアの競争力を高めることが東京の都市競争力向上に寄与すると考えている。このエリアに置いて、企業の事業成長を促すイノベーション・エコシステムの構築を進めつつある。

 その第1弾として2017年7月、多様な働き方に対応する会員制シェアオフィス「プラスアワーズ」を八重洲にオープンした。2018年4月には同じく八重洲にスタートアップの支援施設「X-Bridge Tokyo」を、同12月には京橋に持続可能な都市・社会づくりのためのオープンイノベーション拠点「City Lab TOKYO」を開設した。2019年2月には、京橋に食のコンテンツを通じたコミュニケーションの創出を促すシェアキッチンスペース「Kitchen Studio SUIBA」もオープンした。

■ 八重洲・日本橋・京橋地区における東京建物の街づくり構想
図版提供:東京建物
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 「SDGs実現への貢献を念頭に置き、20年先、30年先に八重洲・日本橋・京橋がどうあるべきかを見据えて街づくりを進めている。このエリアの価値が上がれば、ゆくゆくはそこに資産を持つわれわれの利益にもつながる」と沢氏。

 東京建物は、長期的視点に立ち、今後もサステナブルで魅力ある街づくりに力を注いでいく。