生産技術革新に関する取り組みはどうか。「実施している」「計画がある」「検討する」を含めて5割を超えたのが、「製品の軽量化・小型化」「設計段階からの工法見直し・改善」「設備・施設の電化」の3つだ。質問した10項目中9項目で「実施」が9%未満で、全体的に実施度合いが低い。

■ 「生産技術革新」に関する取り組みの実施状況
■ 「生産技術革新」に関する取り組みの実施状況
回答者数:169(各項目単数回答)
注:赤の枠線は本文に解説がある項目

 体制・人材に関する状況も聞いている。実施している割合が最も多かったのが、「経営層主導による推進体制がある」の26%で、「部門をまたいだ推進体制がある」が21.3%で続いた。多くの企業が経営層主導で取り組んでおり、部門連携を意識している。一方で、従業員のスキルアップに取り組んでいる企業が少ない。「必要なスキルの洗い出し」「教育予算を策定」「OJTを実施」「OFF-JTを実施」の4項目で実施率は6%未満だった。従業員のスキルを維持・向上させるための具体的な仕組みづくりが課題といえる。

■ 「体制・人材」に関する取り組みの実施状況
■ 「体制・人材」に関する取り組みの実施状況
回答者数:169(各項目単数回答)

 他社の巻き込み、データ活用、人材育成に課題がありそうだ。現場力だけでなく、部門を超えた連携が必要となる。