「キャンペーンをやる前はレジ袋をもらわない人が少数派だった。それが、レジ袋をもらわないことが当たり前になった。本当に大きな社会変革だと思う」

 2020年12月9日、環境省が開催した「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ 優秀サポーター表彰式」に登壇した小泉進次郎環境大臣は喜びを素直に表した。

2020年12月9日、環境省が開催した「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ 優秀サポーター表彰式」に登壇した小泉進次郎環境大臣
2020年12月9日、環境省が開催した「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ 優秀サポーター表彰式」に登壇した小泉進次郎環境大臣

目標を大きく超える成果

 20年の環境政策の目玉は、7月1日に施行されたレジ袋有料化の義務付けだろう。これに合わせて環境省は6月25日、消費者の意識改革を促すために「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」キャンペーンを開始した。「レジ袋チャレンジ・サポーター」の企業や団体を募集した結果、104団体(12月3日時点)が手を挙げた。12月の表彰式では、特に顕著な取り組みでレジ袋削減に貢献したサポーターを表彰した。

 表彰式に合わせて環境省が発表したのが、「レジ袋使用状況に関するWEB調査」の結果だ。20年3月9~11日に実施した事前調査では、レジ袋を1週間使わなかった人の割合が30.4%だった。それが、同年11月26~29日の事後調査では71.9%まで拡大した。「レジ袋を1週間使わない人を6割にする」というキャンペーンの目標を大きく超える成果に、キャンペーンを担当した平尾禎秀・環境省リサイクル推進室長は、「本当に達成できるとは思っていなかった」と思わず本音をもらした。

全国の10~70代の男女2100人を対象に、事前調査は2020年3月9日~11日、事後調査は20年11月26日~29日に実施した(出所:環境省)
全国の10~70代の男女2100人を対象に、事前調査は2020年3月9日~11日、事後調査は20年11月26日~29日に実施した(出所:環境省)