キリンビバレッジは、「生茶」シリーズで100%リサイクルペットボトルの採用を広げる。健康や環境貢献を訴求するフラッグシップブランドでZ世代の取り込みを狙う。

 キリングループが、環境や社会への貢献をブランド力向上に結び付ける活動を強化している。

 清涼飲料事業を手掛けるキリンビバレッジは2021年3月中旬から、100%リサイクルペットボトルを採用した「キリン 生茶」(600ml)と「キリン 生茶 ほうじ煎茶」(同)を順次発売する。100%リサイクルペットボトルは、19年6月から「キリン 生茶デカフェ」に採用していたが、今回、ラインアップを大幅に広げる。

 さらに、商品名などを印字したプラスチック製ラベルを無くした「ラベルレス」の生茶シリーズ(6本パック)を同月23日から全国の量販店で販売開始した。

 これらの取り組みによって、新たに使うプラスチックの量を年間約1400t、CO2排出量を同約1300t削減できる見込みである。

 環境や社会課題の解決への貢献を訴求し、「キリンビバレッジのブランドポートフォリオの中で事業の成長を担うブランド」(キリンビバレッジマーケティング部長の山田雄一執行役員)の育成、強化につなげる。21年の「生茶」ブランド全体の販売数量を市場の成長率を上回る前年比6%増、2980万ケースに押し上げる。

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テレビCMでも、100%リサイクルペットボトルやラベルレスを訴求する
(写真:キリンビバレッジ)