私はユーグレナの初代CFO(Chief Future Officer、最高未来責任者)に就任してから1年間に渡って、Futureサミットメンバーと共にプロジェクトに取り組みました。今回は、その長期プロジェクトが初めて公の場にリリースされたことをお話しします(前回の記事から読む)。

達成感よりも安心感が先に立つ

 「環境への意識の高さ、低さに関わらず、消費者が意識せずとも環境に配慮した行動をとれる仕組みの構築を目指す」──。この考え方を主軸とする提言をユーグレナの取締役会で承認していただけたことは、言うまでもなく、1年間の活動の中で一番印象深いイベントでした。

 ただ、承認していただいた直後は、達成感よりも「一歩進めた」という安心感の方が強く、その後、どのように進んでいくのかまでは考えが及んでいませんでした。自分たちの力で前例のないことを形にしなければならない、次の代のための道筋を作らなければならないというプレッシャーを私自身が勝手に感じてしまっていたからかもしれません。

 提言が決議されることと等しく重要なのが、世の中にこのプロジェクトの内容が発表されることです。私は、自分たちにとっての大プロジェクトを発表する役割も任されました。

 2020年6月下旬に、BuzzFeed Japanさんのご協力の下、Twitterライブ番組に出演させていただき、プロジェクトはそこでリリースされました。リリースに当たって、事前にショートVTRも撮影していただき、重要なメッセージを自分の口から世の中の方々に伝えることができたのです。

 イベントを通してご協力いただいた方々や幅広い層の方々からポジティブなリアクションをいただけた時、私は初めて達成感を感じることができました。自分たちのプロジェクトを認めていただけているということ、そして世間知らずな若者の挑戦を応援してくださっている方々が日本にたくさんいることを実感でき、希望に満ち溢れていました。一生忘れない体験だったと思います。

小澤さんはTwitterライブ番組に出演し、プロジェクトの内容を初めて発表した<br><span class="fontSizeS">(写真:ユーグレナ)</span>
小澤さんはTwitterライブ番組に出演し、プロジェクトの内容を初めて発表した
(写真:ユーグレナ)
ショートVTRで飲料用ペットボトルの全廃などプロジェクトについて説明する小澤さん<br><span class="fontSizeS">(写真:ユーグレナ)</span>
ショートVTRで飲料用ペットボトルの全廃などプロジェクトについて説明する小澤さん
(写真:ユーグレナ)