「17歳に何がわかるのか」

 2019年の秋ごろ、高校生として上場企業の一員に抜擢していただいた時、とにかく多種多様なリアクションをいただきました。うれしいことに前向きな意見を多くいただいたのですが、中には後ろ向きな意見もありました。

 「若者にこのような機会が提供されるのは素晴らしい」「こういう若者が日本にいると思うと希望が持てる」という非常に有り難いコメントが寄せられた一方で、「所詮企業の宣伝マスコット」「女子高校生ができることなどない」「17歳に何がわかるのか」といったコメントが寄せられました。

 私はそれまで、学校を中心とする限られたコミュニティの中で活動をしており、不特定多数の人たちの前に晒された経験がなかったので、どうしても後ろ向きな意見の方が気になってしまいました。ネガティブなリアクションをニュースのコメント欄などで見てしまい、自分が思っているよりも傷ついていました。今は数年たったので、少し強くなりましたけど!

 一時、ひどく落ち込みはしたのですが、私たちがこれからやろうとしていることを肯定的に捉えてくれている人たちばかりではない──ということにも気付きました。そうした経験をしたことで、小さくとも社会のために働きかけること、形だけの活動にしないようにすることは絶対条件だと心に深く刻みました。結果として、多くの方々に見守っていただきながら実現できたことを素直に嬉しく思います。

 世界から見たら小さな一歩かもしれませんが、私の挑戦が一人でも多くの若者に希望を与えられていることを願っています。私も、仲間なしではここまで辿り着かなかったと思うので、同年代の仲間が日本に増えるよう皆さんと共にこれからも頑張ります。

 次回のコラムでは、私たちが主催したオンラインイベントについてお話しできればと思います。