ユーグレナの初代CFO(Chief Future Officer、最高未来責任者)とFutureサミットメンバーに選ばれた私たちは、ユーグレナの未来について考え、様々な活動に取り組みました。その中で、10代の若者たちが主催したオンラインイベントがあります。今回は、コロナ禍の中でどんな工夫を施したのかについてお話ししていこうと思います。

パンデミックで計画が狂う

 前回のコラムは普段よりやや感情的な文章になりましたが、私の素直な気持ちを書かせていただきました。私たちが1年かけた大プロジェクトが形となり、やっと一息できる思いだったのをお伝えしたかったのです。とはいいつつも、その直後から私はサミットメンバーとともにオンラインイベントを企画し始めていました。実はこのオンラインイベントは一般の方々のために企画したものではなく、ユーグレナの仲間(社員)の方々とそのご家族向けに企画したものです。タイトルは、「ユーグレナグループ創業15周年イベント」です。ユーグレナが、私たち初代CFO・Futureサミットメンバーを選任してくれた翌年が同社の15周年だったのです。イベント自体が開催されたのは、コロナ禍真只中の2020年中頃でした。

 開催に至るまでの間、私たちは意欲的に社内から社会に向けて発信、活動してきました。限られた時間の中で仲間(社員)の方々と交流する機会もありましたが、正直なところ、多くの人と関われたわけではありません。私たちに与えられた1年の任期の半分はパンデミック(世界的大流行)の影響を受けてしまい、当初考えていた計画は大きく狂わされてしまいました。20年10月に私たちの後を継いだ2代目のCFOやサミットメンバーたちもオンライン主体で活動せざるを得ない状況になってしまい、貴重な活動に制限がかかってしまうことを残念に思います。

 しかし、現状に悲観しているだけでは何も生まれません。今のサミットメンバーが様々な工夫をしながら奮闘しているのと同様に、当時の私たちもユーグレナの仲間(社員)だけではなく、彼らの家族にまで私たちの思いが届くような参加型のオンラインイベントを念入りに企画しました。

ユーグレナの仲間(社員)と家族向けのオンラインイベントで話す小澤さん
(写真:ユーグレナ)