今回は、昨年7月22日にユーグレナでの活動を通して環境省に行き、小泉進次郎・環境大臣とお話しさせていただく機会をいただいた時のことをお話しできればと思います(前回の記事から読む)。

 ユーグレナの初代CFO(Chief Future Officer、最高未来責任者)とFutureサミットメンバーに選ばれた私たちは、就任した当時、まさか自分たちが環境省の大臣室におうかがいし、大臣の隣でお話をさせていただけるなんて思ってもいませんでした。そのころの私たちにとって(今でもそうですが)、政府機関は雲の上の存在で、自分たちの声が届くと思っていなかったからです。このような考え方をなくしていかなければならないと思いつつ、自分たちもいまだ制御できていません。理想を語ることと、現実と向き合うことを両立するのは難しいです。

 環境大臣の貴重な数十分をいただき、私たちがそれまでの活動で会社に対して行ってきたこと、今後社会に対して提言したいことを熱を込めてお話しさせていただきました。政府機関と自分たちの間の溝が深過ぎることを実感していたゆえ、「若者が今まで以上に環境省と関われる機会を増やしてほしい」「私たちの声にもっと耳を傾けてほしい」とお伝えしました。

 小泉大臣は終始暖かい目で私たちの拙いプレゼンテーションを見届けてくださり、共感していただけました。さらに、予想もしていなかったのですが、次回の打ち合わせの日程までその場で組んでくださったのです。「若者の声をもっと聞きたいし、聞く必要がある」と言っていただけた時、ほんの少しかもしれませんが自分たちと政府との距離が近くなったように感じました。

小泉進次郎・環境大臣(一番右)と話す小澤さん(後列の一番右)とFutureサミットメンバーたち。対談は2020年7月22日に実施された
(写真:ユーグレナ)