自分の脳を操るのは難しい

 今まで私にとって小泉大臣はテレビ画面の向こう側にいる著名人でした。正直なところ、「政治家だから少し怖そう」「綺麗な言葉を並べるだけかもしれない」などといった根拠のない、そして非常に浅はかな思いが頭のどこかをよぎっていました。けれど、実際にお会いさせていただくと、優しさと情熱で溢れていて、未熟な私たちの話を熱心に聞いてくださる懐の深い方なんだというのが分かりました。

小澤さん(後列左から2人目)たちは、思いがけず小泉大臣(一番右)と2回目の面会の約束も取り付けた<br><span class="fontSizeS">(写真:ユーグレナ)</span>
小澤さん(後列左から2人目)たちは、思いがけず小泉大臣(一番右)と2回目の面会の約束も取り付けた
(写真:ユーグレナ)

 考えてみれば、メディアに出る方々の言動は、その人の日常のほんの一部でしかないのです。小泉大臣をよくテレビで見ていたこともあり、私は無意識のうちにこういう方なんだろうなと勝手に想像していました。幼少期から “do not judge a book by its cover” (物事を外見で判断してはいけない、という意味で使われることわざ)と耳が痛くなるほど聞いていたのに、いまだにできていない。

 私自身、少しだけではありますがメディアに出させていただいているので、「自分がされて嫌なことは他人にもしてはならない」ということを念頭に動き続けようと心がけています。自分の脳を完璧にコントロールするのは不可能だと分かりつつ、常に軌道修正することを怠ってはならないと今改めて感じています。

 次回は、ユーグレナでの1年間を締め括る初代Futureサミットメンバー卒業式と、2代目の最終面接に採用側として参加させていただいた時のことをお話しできればと思います。少し長くなるかも知れませんが、お付き合いいただけると嬉しいです。