私がユーグレナの初代CFO(Chief Future Officer、最高未来責任者)に就任したのは2019年10月のこと。時間がたつのは早いもので今月で丸2年になりました。今回は、1年間の活動の締めくくり、私が面接官側として2代目CFOと初めて対面した時のことをお話ししたいと思います(前回の記事から読む)。

昼間は受験勉強、夜は仕事のクレイジーな生活

 19年の秋にCFOに就任してから間もない12月頃、新型コロナウイルスの脅威が認知され始め、翌年の4月には人生で初めて「緊急事態宣言」という言葉を目の当たりにしました。就任時に決まっていた後半の計画は全て組み直しになり、とにかく20年はバタバタしていた記憶しかありません。

 20年は私にとってユーグレナ初代CFOとしての締めくくりでしたが、それと同時に高校生活最後の年でもありました。ユーグレナでの活動、高校生活、大学受験……。高校の授業の合間に塾の予習や仕事のやりとりをし、放課後は予備校へ直行、家に着いたら仕事のタスクを処理しながら塾の復習をする毎日でした。

 正直なところ、こんなクレイジーな生活を1年も続けていたなんて今では信じられません。我ながら本当によく頑張っていたと思います。辛いこともたくさんありましたが、そんな中でも常に貴重な経験をさせていただけている有り難みを噛み締めていました。

 長いようであっという間だった1年間のユーグレナでの活動に終わりが見え始めていた20年の夏頃。多忙の真っ只中で運営側として挑んだ2代目CFOの選考は、非常に興味深いものでした。前年は選ばれる側だったので知ることはなかったのですが、多種多様な資料に目を通しながら自分がどのように選んでいただけたのか、どれだけ面白い資料が最初の段階で集まっているのか、選考の舞台裏がよく分かりました。