2019年10月にユーグレナの初代CFO(Chief Future Officer、最高未来責任者)に就任してから約1年が経過しました(前回の記事から読む)。今回は、私と一緒に選出された8人のFutureサミットメンバーと初めて顔を合わせたときのことをお話しします。

「社会のために」、心に誓う

 CFOに応募した時は、まさか自分が選ばれるなんて思ってもいませんでした。おそらく、他のメンバーもそうだったのではないかと思います。選考では、1200字の論文を最初の課題として与えられ、その後、2度の面接を経験しました。私は元々話すのが得意だったとはいえ、面接の経験は今までになく、面接官の質問に対する受け答えは拙いものだったかと思います。それでも選んでくださった方々の期待に応えるような活動ができるよう、社会のために働きかけると心に誓ったことを覚えています。

 Futureサミットメンバーとの顔合わせ当日、私は非常に緊張していました。自分がリーダとしてグループを統括できるのか、どういうことに興味があるのか、小学6年生から高校3年生まで年齢の離れたメンバーとも仲良くできるのか……。多くの不安が脳裏をよぎっていました。しかし、そうした不安は一瞬で消え去ってしまうほど、メンバーは皆優秀で、協調性がありました。

 特に印象的だったのが、当時11歳だった最年少のメンバーです。私とは6歳も差がありました。お子さんをお持ちの方は想像がつきやすいと思いますが、中学1年生と高校3年生、あるいは小学1年生と6年生とではかなり差がありますよね。ただ、その11歳の少年はその差を感じさせないほど頭脳明晰で、大人顔負けの存在感を放っていました。

 「僕はサメがとにかく大好きなんだ。だから、海洋問題を改善したいし、将来は研究者になりたい」

ユーグレナの初代CFOに就任した小澤さん(一番左)とFutureサミットメンバーが初めて顔を合わせた2019年10月のキックオフミーティング<br><span class="fontSizeS">(写真:ユーグレナ)</span>
ユーグレナの初代CFOに就任した小澤さん(一番左)とFutureサミットメンバーが初めて顔を合わせた2019年10月のキックオフミーティング
(写真:ユーグレナ)