「2050年カーボンニュートラル」にコミットするグローバルな金融機関の有志連合。21年、英グラスゴーで開催されたCOP26で正式に発足した。GFANZの総資産額は130兆ドル(約1京4800兆円)であり、投融資先の脱炭素実現に向けた支援や働きかけを行う。

 GFANZの共同議長は、前イングランド銀行総裁マーク・カーニー氏とブルームバーグ社長のマイケル・ブルームバーグ氏が務め、傘下には「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」「ネットゼロ・アセット・マネジャーズ・イニシアティブ(NZAMI)」「ネットゼロ・アセットオーナーアライアンス(NZAOA)」「ネットゼロ・インシュランス・アライアンス(NZIA)」など7団体がある。45カ国から約450の金融機関が加盟しており、日本からも3メガバンクなど18機関が加わっている。

 50年までに100兆ドル規模の投資が期待されており、中間地点の30年までに必要な投資額は32兆ドルと試算されている。日本では、30年までに8000億ドルの投資が必要と見込まれている。