事務局の藤田です。2~3月はセミナーやシンポジウムが花盛りです。とりわけSDGsやESGを標榜したシンポジウムが多いという印象を受けます。私も業界、市民、町レベル、中小企業と様々な対象にフォーカスしたSDGsやESGのシンポジウムに出席しました。
その中で興味深いと思ったのは、建築セクターが総力を挙げて2月に作った「SDGsガイドライン」です。このガイドラインは良く出来ていて、小規模な企業でもどこからSDGsに取り組めばよいか手取り足取り教えてくれます。
SDGsを踏まえた経営計画の作り方や目標の優先度の付け方も解説しています。169のターゲットごとに企業が何をすればよいかというヒント集もあります。例えば建築業界にとっての貧困対策や食料安全保障にはこういうビジネスが該当するんだという発見がありました。
SDGsはビジネスを、町づくりを、イノベーションを考えさせてくれる良いツールです。日経グループでは今後もSDGsやESGのシンポジウムを展開していきます。
【ESG事務局から24】自然資本、化学物質、ガバナンスなどのセミナーを開催
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