創業者の志を受け継ぐCSR活動

――働き方改革については、どのように取り組んでいますか。

安藤 働き方改革の目標は、単なる業務の効率化ではなく、働き甲斐のある、付加価値創造型の職場をつくることにあります。それを実現するツールとしてRPAやAIも積極的に取り入れることで、社員にはすべてをゼロから創造し、提案し続ける感度の高いクリエイターになってほしいと思っています。

――百福士(ひゃくふくし)プロジェクトについて教えてください。

安藤 創業者の志を受け継ぎ、2058年までに100の「未来のためにできること」を実行するCSR活動が「百福士プロジェクト」です。ケニアの飢餓問題を解消するため1日約1000食製造できる生産ラボを設置して自立支援を促す「Oishii(おいしい)プロジェクト」や、社員の毎日の歩数をカウントして月までの距離を歩く「日清月歩チャリティーWalkプロジェクト」など、「創造」「食」「地球」「健康」「子どもたち」をテーマに、ユニークなプロジェクトを展開しています。

――事業を通じたSDGsへの貢献についてお考えを聞かせてください。

安藤 SDGsは、私どもが創業者精神と掲げる「食足世平(しょくそくせへい)」「食創為世(しょくそういせい)」「美健賢食(びけんけんしょく)」「食為聖職(しょくいせいしょく)」という4つの理念と密接にリンクしています。SDGsの17のゴールを業務に適用してみたところ、すでに13ゴールに合致した取り組みができていました。2030年のゴールに向けて、これからも事業活動が社会に与えるすべての影響に責任を持ち、「食創為世」の精神で革新的な新製品の開発、新技術の創出に挑戦し続けていきたいと考えています。