山田久の「日本流ジョブ型雇用」ことはじめ
テレワーク環境の自律的な働き方として注目が集まるジョブ型雇用。実は日本企業はこれまでも導入を試みてきたが、十分な成果を得られていなかった。過去の経験を振り返りつつ、日本でジョブ型雇用導入を今回こそ成功させるための条件を考察する。
連載記事一覧
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第5回 ジョブ型で解雇も増える?社会的なセーフティネットが必要
日本流のジョブ型雇用について考える連載。最終回は就社型とジョブ型を併用したハイブリッド型の在り方を考える。「コア人材は生え抜き、周辺業務は非正社員」という従来の切り分けが変わり、特定分野のプロをコア人材として外部から招くなどの新しいやり方も...
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第4回 革新力を求めてジョブ型導入、そこにある落とし穴
そもそも日本企業はなぜジョブ型雇用を導入するのか。「品質力」に比べて弱かった「革新力」の強化が狙いだが、革新力のために社内の既存秩序を一気に破壊すると、既存の収益基盤が弱体化するという落とし穴が待ち受けている。
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第3回 なぜ欧米ではうまくいく?ジョブ型雇用の実態と成立条件
ジョブ型雇用が主流の欧米では、学校教育や職業資格制度など、社会全体で人材を育成する仕組みができている。そうした仕組みが不十分な日本で、評価・報酬の仕組みだけを変えようとして失敗したのがかつての成果主義ブームだった。
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第2回 ジョブ型は成果主義の失敗を乗り越えるか
ジョブ型雇用では組織運営や人材育成の様々な問題が発生する。それらは成果主義ブームの時にも指摘された課題だ。成果主義を振り返り、ジョブ型雇用導入にあたっての教訓を引き出す。
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第1回 なぜ今ジョブ型雇用か 過去にもブームあったが定着せず
「ジョブ型雇用」導入の動きが広がっている。毎年、経団連が春季労使交渉に先立ち、その交渉指針として示す「経営労働政策特別委員会報告(経労委報告)」において、2020年には従来型の人事システムである「メンバーシップ型」と欧米流の「ジョブ型」の組...
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