ウェルビーイングで勝つ 会社に効く「人の幸せ」の視点
人の精神的・肉体的健康、社会的な役割における満足感、ひいては人の幸福感を総合的に示す「ウェルビーイング」。社会の不透明性が増す中で、ウェルビーイングを組織開発、人材戦略に生かすにはどうしたらよいか。識者の意見、現場のキーパーソンによる取り組みを通じて、幸せと働き方の関係性を探る。
連載記事一覧
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「公正性」の実践はリーダー必須のビジネススキルに――ヤンセンファーマ
ダイバーシティ&インクルージョンに加え、個人の特性に配慮し全ての社員に機会を提供する「Equity(エクイティ:公正性)」が注目されている。ヤンセンファーマの公正性を実現する組織づくりで考察する。
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花王がOKRを全面採用――社員の「やりたいこと」を引き出すために
花王グループが人材および組織マネジメントの大転換に取り組んでいる。2020年12月に発表した中期経営計画「K25」の柱の1つとして、OKR(目標と成果指標、Objectives and Key Results)の全面導入を決定した。2021...
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「脳の使い方」が変わるとチームは幸福になれる――脳科学者・岩崎一郎氏に聞いた
脳科学者で医学博士の岩崎一郎氏は、歯磨きのように誰もが自然にできる「脳磨き」を提唱する。脳の使い方を変えることでチームメンバー同士の信頼関係が深まり、一人ひとりの幸福度が上がり、成長意欲が高まっていく。人はなぜ組織で働きたいと考えるのか。そ...
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現場と上司、両方に働きかける 丸井グループのウェルネス経営(2)
経営戦略の柱として「ウェルネス経営」を掲げ、実践する丸井グループ。その2つの具体策、「ウェルネス経営推進プロジェクト」と「レジリエンスプログラム」について、ウェルネス経営の実務を主導している小島玲子氏の話を元に掘り下げる。
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「しあわせ」が真の経営課題 丸井グループのウェルネス経営(1)
丸井グループが「ウェルネス経営」を進めている――といっても病気にならないといった単なる心身の状態を指すのではない。社員による積極的な健康増進活動を通じて組織やサービスの提供価値や存在意義を社会的にも高めていこうというものだ。ウェルネス経営を...
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Beingの追求が採用と働き方を変えた ユニリーバ島田氏
ユニリーバ・ジャパン・ホールティングスでは2020年7月からパラレルキャリアを推進する施策「WAAP」をスタート。これを主導している島田由香取締役人事総務本部長にウェルビーイングを強く提起する理由について聞いた。
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なぜ、楽天がウェルビーイング? CWO小林氏に聞く(2)
日本を代表するネット企業、楽天が企業経営の中心にウェルビーイングを掲げ、全社への浸透に注力する。利益を追求する民間企業の在り方と矛盾しないのだろうか。同社創業メンバーでCWO(チーフウェルビーイングオフィサー)を務める小林正忠氏に話を聞いた...
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なぜ、楽天がウェルビーイング? CWO小林氏に聞く(1)
日本を代表するネット企業、楽天が企業経営の中心にウェルビーイングを掲げ、全社への浸透に注力する。利益を追求する民間企業の在り方と矛盾しないのだろうか。同社創業メンバーでCWO(チーフウェルビーイングオフィサー)を務める小林正忠氏に話を聞いた...