“点”を“線”につなげるサーベイを設計

 Visionalグループは、2020年のDHRCで「組織と社員のコンディションをタイムリーに可視化する3つのサーベイ」と題してプレゼンテーションを行った。1つ目のサーベイは、毎月実施するパルスサーベイの「1mc(1Minute Check)」。やりがいと能力活用に関する3つの質問から、メンバーの仕事への取り組み具合を把握するものだ。サーベイからアクション実施まで3日程度を想定している。回答推移から要フォロー者を予測して上長にフィードバックし、1on1などに活用している。

 2つ目は、隔週で実施するパルスサーベイの「在宅勤務時コンディションチェック」。社員の生活習慣・体調・コミュニケーション量などに関する7つの質問から、コンディションを把握するものだ。サーベイからアクション実施まで2日程度を想定している。結果は、組織内メッセージのチューニングや勤務体制ガイドライン制定に活用している。

 3つ目は、半年に1度実施する組織診断サーベイの「V-BASE(Visional Biannual Action-oriented Survey for Employee)」。組織コンディションを把握することが目的だ。エンゲージメント・働きがい・パフォーマンスの指標とサーベイの設問との相関を分析し、組織課題の明確化に利用している。それぞれのサーベイの調査対象と目的を明確にし体系化した。これによって、サーベイ実施を点から線につなげるとともに、タイムリーなアクションに結び付けることが大きな狙いだ。

(出所:Visionalグループ)
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(出所:Visionalグループ)