ピープルアナリティクスで組織全体の変革を加速させたい

入江:今後はピープルアナリティクスによって、どのようなことに取り組もうとお考えでしょう。

佐竹:パーソナライズした施策に生かしたいと考えています。FMDで優秀なマネジャー像が明らかになりましたが、そうなるために必要なことは人によって違います。この課題に対応するために試行したのが「マネジメント診断サービス」です。優れたマネジャーになるためには、どのようなことに気を付けて行動したらいいか、個人ごとにシステム上で助言するサービスです。約1000人に利用してもらったのですが「納得感があった」が94%、「参考になった」が97%と、ほとんどの人に有益だと感じてもらえました。

 現在、富士通はDX企業へと大きく変わろうとしています。このためには従業員の行動変容が欠かせませんが、理屈だけでは納得してはくれません。ピープルアナリティクスでエビデンスを示し、従業員の意識と行動を変えることによって、組織全体の変革を加速させていきたいと考えています。