新型コロナが収束しても、自宅とオフィスの双方で仕事ができる「ハイブリッド型」を選ぶ企業が多い。ならば在宅の仕事環境を整え、生産性を上げ、ストレスを減らそう。AIスタートアップの若手社員がこだわりのガジェットを語り尽くす。

 2020年代を働き方黄金期にしようというこの連載。前回は衣食住の「衣」を取り上げました。

 今回のテーマは「住」の範囲に入るかもしれません。リモートワークに欠かせない、PC周辺機器や、デスク周りの環境の整備に注目します。お話をお聞きするのは、私(河野英太郎)が取締役をしているアイデミーの頼れる3人のメンバーです。

 この企画を思い立ったきっかけは、社内のある企画でした。

 2021年4月に3回目の緊急事態宣言が発令された頃に、アイデミーではリモートワーク支援金として一人当たり3万円の支給を決めました。それを受けて、社員がこの支援金をどのように有効に使うかを検討するヒントとして、全社会議で3人の社員が「お勧めのリモートワークグッズ」を紹介するプレゼンをしてくれたのです。私自身は、この領域に詳しいわけではなく、それほどこだわりを持っていませんでしたが、それぞれの説明は非常に参考になったと感じました。同時にリモートワークにおいては重要な観点であるとも。

 「これは、社内にとどめておくのはもったいない」ということで今回の取材企画を起案したわけです。アイデミーは「先端技術を、経済実装する。」をコーポレートミッションにしています。リモートオフィス環境も、働き方も、先端技術を先取りしていかないといけませんね(ちなみに、アイデミーは緊急事態宣言中はフルリモート制をとっていました。宣言が明けた2021年11月からは週2~3日の出社を推奨しています)。

 それではディスカッションの模様をお届けしましょう。  


河野英太郎氏(以下、河野):改めまして、こんにちは。今日はちょっと不思議な感覚ですが、いつも共に働くメンバーに、“通常業務外“で時間をもらってインタビューをしています。まずは、それぞれ、自己紹介をお願いします。

浅本侑樹氏(以下、浅本):アイデミーではデザインを担当しています。プロダクトや会社全体のデザインを幅広く対応しています。11月にはアイデミーのロゴもデザインしました(ロゴデザインストーリーはこちら)

 基本はリモートワークをしていて、緊急事態宣言明けの2021年11月現在は週1~2回出社しています。自宅にはコロナ前から副業用の環境がありましたが、それほど投資はしていませんでした。しかし、今回会社から補助が出たので、それまで気に入らなかった部分をすべて改善しました。

技術部 デザイングループ 浅本侑樹氏
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技術部 デザイングループ 浅本侑樹氏

原田真幸氏(以下、原田):法人事業部でマーケティングを担当しています。アイデミーの知名度を上げて、お客様を増やすことをミッションとしています。実は2021年2月に入社してから1度も出社していません。リモート環境は動く量が減るので、運動不足になり、ともすると体が痛くなります。そういう事態を回避して、時間当たりの効率を上げるために、自宅ではオフィス以上の環境を整備しました。

法人事業部 マーケティンググループ 原田真幸氏
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法人事業部 マーケティンググループ 原田真幸氏

登坂直矢氏(以下、登坂):バックエンドエンジニアです。フルリモート状況の時に入社し、その後1回出社したことがあります。前職もリモートで、2021年4月の最初の緊急事態宣言前に自分で判断してフルリモートに変更しました。その後給付金や会社からのリモート手当を活用して家に快適な環境を作りました。

アイデミー事業部 システムグループ 登坂直矢氏
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アイデミー事業部 システムグループ 登坂直矢氏

河野:ありがとうございます。では皆さん、自宅の環境を自慢してください。大きく3つのジャンルで、ガジェットを紹介してもらえればと思います。

1.狭義のコンピュータ(PC、タブレット、スマホ)と周辺機器
2.視覚や聴覚など「五感」に関係する機器
3.机や椅子などの家具