光、音――五感にこだわれば会議も快適に

河野:では続いて、五感に関わるお勧め機器について教えてください。

浅本:これにはとてもこだわっています。 まず重要なのは光です。ライトは日立の「学びのあかり」。このライトは“演色性”が高いのです。演色性が低いところで写真を撮ると写りが汚く、逆に演色性が高いところで写真を撮ると肌がきれいに写ります。学びのあかりは演色性が高いので、会議でも元気そうに見えます。

 音はヘッドホンを使っています。こちらは趣味と両立させています。よくあるイヤホンジャックだけではなく、USB端子からも音声を出力することができるもので、すごく高音質です。ノイズキャンセリングもできます。ヘッドホンを使うと音がこもって話しにくいこともありますが、このヘッドホンだと付けている感じすらせず、普段話しているときと同じように話せます。ブルートゥースのイヤホンは遅延が出るという欠点があります。

河野:遅延が生じると会議の雰囲気に影響しますよね。電波が悪い時など、余計なストレスやテンションが発生して雰囲気が悪くなります。

原田:私も五感系にはこだわりがあります。まず、音はボーズのPCスピーカーをお勧めします。もともとカフェで仕事するのが好きで、ちょっと非日常的な感覚を楽しんでいます。その理由はカフェでかかっているBGMクラシックやジャズなどのBGMだと思っています。音が響く感じがいい気分を演出してくれるのです。

河野:ボーズは音をまとう感じですね。会社のオープンエリアで音を出すわけにはいかないですから、これはリモートならではですね。ジャズでは集中できない人もいるかもしれません。僕はクラシックでも曲によっては集中できません。色々試してみた結果、モーツアルトと坂本龍一は集中できることがわかりました。

原田:光はbenQというモニターの上に付けるライトを愛用しています。顔を照射するのではなく、モニターの上からキーボードを照らし、手元が明るくなってタイプミスがなくなります。手元ライトには部屋の光の状態を見て、暖色系か寒色系か、などの観点で調整してくれる機能もあります。

登坂:私のお勧めは、ソニーのワイヤレスイヤホン。先ほど、浅本さんのコメントの中でブルートゥースイヤホンの音声の遅延の話が出ましたが、ブルートゥースも新しいモデルだと遅延が減っています。ワイヤレスイヤホンは、文字通りコードで本体につながっていないので、ミーティング中お手洗いに行ったりするときも、ミュートにするだけでさっと席を離れられます。また家事のために動いたり、訪問者があったりして、PCの前から離れられているときも、画面の前に座っているのと同じように情報収集ができうのです。

河野:確かに、会議中でも宅配便は来ますから、さっと応対できるのはありがたいですね。

登坂:有線のヘッドホンだと外して対応しなくてはいけませんよね。 また、このイヤホンはノイズキャンセルも強力で、電車に乗っても騒音が低減されたりします。音楽を聴くときにノイズキャンセル機能を有効にしたうえで音楽をかけると、音量を小さくできます。今、報道などでイヤホンの使い過ぎで耳に影響が出ていると言われていますが、ノイズキャンセル機能があると音を小さくできるので耳への影響を小さくできるのではないかと思っています。私の経験談なので、医学的観点では本当に耳に影響がないかは不明ですが。