再び緊急事態宣言が発出され、テレワークによって出勤者数を7割削減することが政府から要請される状況となった。パーソル総合研究所の調査ではテレワーカーの3割近くが孤独感を感じており、テレワークの日数が増えるほどその傾向が高まることが明らかになっている。

(写真:123RF)
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 残念ながら前回触れた新型コロナの新規感染者の増加が顕著になり、11都道府県に対して政府による緊急事態宣言が発出された。2回目となる緊急事態宣言では事業者に対し、テレワークによって出勤者を7割削減することを要請されている。テレワーク環境で働く人は今後ますます増加していくこととなる。

テレワークの日数が増えるほど孤独感は高まる

 テレワークは前政権から高年齢や病気や育児、介護を抱えた人でも働くことができるメリットが強調されていたが、それが現実となると孤独感に苛まれる人が少なくない。下記はパーソル総合研究所による調査だが、テレワーカーの3割近くが孤独感を感じており、テレワークの日数が増えるほどその傾向が高まることが指摘されている。

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出所:パーソル総合研究所<a href="https://rc.persol-group.co.jp/research/activity/data/telework-anxiety.html"target="_blank">「テレワークにおける不安感・孤独感に関する定量調査」</a>
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 孤独感と言ってもそれぞれ事情が異なり、ひとくくりにできない面もある。例えば、それを感じるのが仕事の面だけなのか、家族や家庭を含めてのことなのか、一時的な状態なのか、過去から継続する悩みが強まったのか、といった様々な状況が考えられる。

 新型コロナウイルス感染症の患者さんが国内で確認されてから約1年が過ぎ、かつての日常を制限され、新しい生活様式に慣れることができない、いわゆる“コロナ疲れ”がささやかれる。その中で孤独感はボディブローのように心の健康にダメージを与える。

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