(写真:123RF)

 「シリコンバレー流人事」を日本企業にどう応用できるか、対話を通じて考えてみよう。これが本連載の主旨です。シリコンバレー流人事とは米国のシリコンバレーにある企業が実施している採用、人事評価、組織運営、そして働き方の総称です。ご存知の通り、シリコンバレーは長年にわたって、新しい企業を生み続けてきました。

 私は30年間あまりシリコンバレーに住み、自ら起業した企業を含め、3社のCEOを務め、採用、報酬や職務内容の交渉、人事評価までやってきました。日本に戻って痛感したのは、日本企業の人事改革が不可欠ということです。そのとき、シリコンバレー流人事に参考になる点が多々あると思います。

 ただし長期間日本から離れていましたので、今、現場で働いている方々とお話し、シリコンバレー流人事の中で日本に応用できる点を見つけていきたいと考えています。

 今回の対話の相手は2020年3月に卒業し、4月から正社員として働き始めた20代の方です。PRやマーケティング用コンテンツを作る仕事をしているそうです。Qとあるのは20代の方の発言、Aは私の発言です。