失敗事例と成功事例で考える職場の「大人の発達障害」
近年、「大人の発達障害」を抱える社員の働き方をめぐり、対応に困っている企業人事部が増えている。発達障害の社員がイキイキと働ける仕事とは、職場とはどのようなものか。産業医、企業人事などの取り組みから考える。
連載記事一覧
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発達障害社員への「対応スキル」を上げる、就労支援セミナーレポート(2)
発達障害の人の就労支援には表れた問題行動だけを見て対策を講じるのでは本質的な解決にならない。「行動観察」と、その背景にある「認知機能」を知ることがポイントとなる。演習のグループディスカッションでは、具体的な仕事における対応を学んだ。
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発達障害への「対応スキル」を上げる、就労支援セミナーレポート(1)
発達障害のある人が職場で長期に安定就労するためには、上司や周囲の同僚が発達障害の特性を理解した上で対応していくことが必要だ。そこで発達障害のある人の就労支援を行う団体のセミナーに参加、特性に配慮した支援を行うための視点や技術などを学んだ。
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復職1年後の就業率90%超、発達障害者の職場適応力を上げる医療リワーク
うつ病などの精神疾患で休職に至った就労者の復職支援として広まりつつある医療リワーク。この利用者の中には発達障害のある人も多い。サイコドラマ(心理劇)をプログラムに組み込み成果を上げている精神科専門医に、発達障害への医療リワークの有効性と今後...
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発達障害社員は店舗で活躍できる―良品計画「ハートフルプロジェクト」の新展開
障害者の一般採用を推進する先駆的なロールモデル企業として注目される良品計画。2021年9月に就任した堂前宣夫新社長のもと、第二創業として「個店経営」を軸とした事業モデルで、障害者雇用の方針も大きく変えていくという。人事総務部の担当者に話を聞...
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発達障害社員が働きがいを実感できる「配置」とは─明治安田ビジネスプラス
発達障害を有していると思われる従業員が長く働き続けるための支援や評価、ジョブマッチングの在り方とは。明治安田生命保険相互会社の特例子会社、明治安田ビジネスプラスの取り組みを紹介する。
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「安心とやりがい」の施策で定着率95%─明治安田ビジネスプラス
「大人の発達障害」と思われる従業員のマネジメントや環境調整について、障害者雇用のノウハウが蓄積されている特例子会社から得られるヒントは多い。そこで明治安田生命保険相互会社の特例子会社である明治安田ビジネスプラスの取り組みを紹介する。
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企業在籍型ジョブコーチの発達障害者対応が奏功─電通国際情報サービス
電通国際情報サービスでは企業在籍型ジョブコーチの資格を取得した管理者が発達障害者の就労支援と管理を行っている。毎日、同じ人たちに接し、長期間安定的に支援していけることが最大のメリットだという。
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発達障害は「脳の多様性」の表れ――Kaien鈴木慶太社長に聞く(2)
鈴木社長が推奨する「誰もが働きやすく、発達障害者の強みを引き出すユニバーサルな管理法」とはどういうものなのでしょうか。工程を「視覚化、構造化、明確化、数値化」することがカギとなります。
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どう働くか、「HOW」が発達障害で問われる――Kaien鈴木慶太社長に聞く(1)
発達障害の人は苦手なことがあっても、強い集中力で独創性を発揮する人がいることでも知られています。発達障害の人にどんな能力があり、どんな業務が得意なのか。それらを、どうやって判断すればいいのでしょうか。
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本人が得意なことを生かして活躍できる支援を
「大人の発達障害」が会社で問題となるのは、業務に支障があるケースのことだ。業務に支障を来しているかどうかを見極めるには「3つの視点」で現状を書き出せば、本人も人事も、問題を整理することができる。
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大事なことは「発達障害であるかどうか」ではない
近年、「大人の発達障害」を抱える社員の職場での働き方をめぐり、対応に苦慮しているる企業人事部が増えている。ただし「障害そのもの」にとらわれ過ぎると大事なことを見逃してしまうと伊藤裕康医師は警鐘を鳴らす。
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