オラクルがタレントマネジメントを支援する新たなソリューションを発表した。従業員のスキルをデータで可視化し、組織内で共有できる。組織が必要とするスキルと現状のギャップを特定して効果的な人材配置を可能にし、従業員のキャリア開発も支援する。新ツール群の特長と意義について、米国本社グローバル製品戦略担当シニア・バイスプレジデントのイベット・キャメロン氏に聞いた。

 「企業がいま一番求めているのは、組織内のスキルギャップがどこにあるかを把握すること」。こう語るのは、米オラクルのグローバル製品戦略担当シニア・バイスプレジデント、イベット・キャメロン氏だ。「プロジェクトに必要なスキルを持つ従業員はどこにいるか、いない場合はどう探せばよいか。タレントマネジメントを効果的に推進できるソリューションが求められている」と指摘する。

 タレントマネジメントは人的資本経営の柱の一つで、HRテクノロジーの活用が求められる分野だ。全従業員のスキルや能力を手作業で管理するのはまず不可能だといえる。今回、オラクルが開発したツール群は、これをAI(人工知能)で支援する新たな試みとなる。

イベット・キャメロン氏
米オラクル クラウドHCM製品戦略担当 シニア・バイスプレジデント
ブロックチェーンを活用したキャリアのインターネット化を実現する業界コンソーシアム「Velocity Network Foundation(VNF)」を支える革新的な技術組織「Velocity Career Labs」の共同設立者であり、ボード・アドバイザリーのメンバー。また、HCMプロセスやテクノロジーの革新、仕事の未来について国際的に講演。数学と応用統計学の学士号を保有(写真提供:米オラクル)。