あるいは本連載の第13回『「デジタル時代の今、業務改革ができる人材」を育てる』で紹介した「ビジネスアナリスト」の役割をこなせる人を社内外から呼ぶ。ビジネスアナリストは「業務プロセスを常に最適な状態に保ち続ける活動をリードできる人材」であり「仕事の流れや関係」と「仕事やチームの組立」を検討できる。

 人事部自身による見直しが期待できない場合、どうするか。前述した「仕事の内容を大きく豊かにするように仕事の流れや関係と仕事やチームの組立」を見直すことを事業部門で進めても差し支えない。人事部が近づいてくれないなら事業部門側でやるしかない。人と仕事の在り方を事業部門で再設計し、人事評価のやり方を見直す必要が出てきたら人事部に改善提案を出す。

 「仕事を変え、新たに必要となる人材像を描くとなると経営者から最前線の社員まで全員に関係」するから、逆に言うと変える取り組みを誰が始めてもかまわない。誰一人として変えようとしなかったらどうするか。さすがにそういう事態にはならないと思いたい。

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「人と仕事の未来 2019-2028」