クリエイティブ・クッキングのワークショップで作られた様々な餃子(写真提供:コークッキング)
クリエイティブ・クッキングのワークショップで作られた様々な餃子(写真提供:コークッキング)

 写真を見てみると、多種多様な料理が出来上がっているのが分かる。形が違うもの、上に別の具材をトッピングしているもの、あるいは餃子の材料は使っているがまるで別の料理になっているものもある。「ファシリテーターは最低限のサポートはしますが、基本的には参加者の自由な発想に従って作っていただきます」と伊作氏は語る。

 ここでは、コンセプトとして示したキーワードを餃子という形にいかに表現するかがポイントとなる。例えば過去の例では、形が異なる餃子を並べたり(=多様性)、包みを開いたまま調理したり(=オープン)といった具合だ。

 「コンセプトを料理として表現しやすいようにうまく解釈し直したり、あるいは飛躍させたりといったことが求められます。これは非常にクリエイティブな作業。そのうえで料理として成立させなければなりません。難しいかもしれないが、面白さが一番出る部分ですね」(伊作氏)

コークッキング取締役 Co-Founderの伊作太一氏(撮影:筆者)
コークッキング取締役 Co-Founderの伊作太一氏(撮影:筆者)

文字通りの「釜の飯」効果

 そんなクリエイティブ・クッキングへの反応はどうか。これまで100回以上を開催、延べ1000人以上が参加するなか、「楽しかった」「面白かった」という感想が一番多いという。

 主催する企業側の視点で見ると、効果として大きいのは組織内のコミュニケーション円滑化や結束力といったチームビルディングの効果だ。伊作氏はこれを「釜の飯効果」と呼ぶ。