2009年に豪州の飲料事業を買収し、さらなるグローバル化にかじを切ったアサヒグループホールディングス。2019年に制定したグループ理念である「Asahi Group Philosophy」をベースに、人材への投資を強化している。同社で人材マネジメント、サステナビリティー経営を担当する取締役兼執行役員CHROの谷村圭造氏に、新たな人事戦略について話を聞いた。(写真撮影:稲垣純也)

──Asahi Group Philosophyをベースにした人事戦略の詳細を教えてください。

谷村圭造氏(以下、谷村):新価値創造に向けた人材への投資を強化するため、2021年3月に新しいグループ人事基本方針である「ピープルステートメント」を策定しました。「学び、成長し、そして共にやり遂げる」と題して、アサヒグループがめざす働き方を海外のHRチームと共に明文化したものです。グループ全体をカバーするため、弊社として初めて英文でオリジナル原稿を作成しました。

 ピープルステートメントでは4つの柱を立てました。現在、各アクションプランとKPI(重要業績評価指標)を定める作業をしています。このKPIが社外へのコミットメントとなります。

谷村 圭造(たにむら けいぞう)氏
谷村 圭造(たにむら けいぞう)氏
アサヒグループホールディングス 取締役兼執行役員CHRO  神戸大学卒業後、1989年アサヒビールに入社。2009年、オーストラリアに赴任。2014年アサヒグループHD人事部門ゼネラルマネジャーに就任、2017年に執行役員。2018年、執行役員 グローカルタレントマネジメント担当としてグローバルの人事の専任担当、2019年に取締役兼執行役員、2020年からCHRO(最高人事責任者)を兼任。

この記事は登録会員限定(無料)です。

登録会員お申し込み会員登録