――新しい本社はハードが一新され、活動の幅がより広がっているのでは。

伊藤:その通りです。総合定例はこの交流スペースである「COLABO!」で開催しますが、上座・下座のない六角形の机を囲んだり、スクリーンを囲むようにイスを並べて皆が同じ距離感で発言したりと、対等な関係でコミュニケーションができます。そのため、旧オフィスよりもさらに議論が活発になっていると思います。直近の総合定例はzoomで開催しましたがディスカッションタイムには意見が飛び交い、時間が足りなくなったほどです。

zoomで実施した6月の総合定例には約50人が参加した(出所:東急不動産)

――GFPでの取り組みは人事業務にも生かせるのではないでしょうか。

伊藤:GFPの活動のおかげで私自身の人脈が広がり、課題の認識や整理が進んでいると思います。5月以降に、管理職170人を対象にzoomで「1on1研修」を実施しました。オンラインでの1on1面談や昨年度考課のフィードバックに向けて、注意点やノウハウを学んでもらう内容です。事前にGFPのメンバーにヒアリングし、総合定例で出た意見も踏まえて研修企画を進めることができたので、充実した内容になったと自負しています。

 4月以降は各プロジェクトでコロナ対応の企画を立案中です。今年の新入社員は全員が一度も会うことがないまま研修を行っていたので、zoomでの新人歓迎会を行いました。GFPへの参加は強制ではありませんが、にもかかわらず熱意をもったメンバーがどんどん集まってくれていることを大変嬉しく思います。この1年間で社内の認知度もあがってきたので「面白そう」「参加してみたい」と思える活動に育て、当社のボトムアップの組織風土をさらに拡げていきたいと思っています。

(構成/加納美紀)