会議での決定事項を実行につなげる

 企画やアイデアの採否を決めることを会議のゴールとして設定しないことも重要です。決めたことを着実に実行できる仕組みを考えたり、実行した先にどんな景色を全員で見たいのかを話し合ったりすることも大切なのです。未来を視野に入れて場をデザインすることを心がけましょう。

 例えば、単純に「B案に決まりました」で会議を終えたとしましょう。すると自分以外の誰かがやってくれるだろうと、誰も行動を起こさない可能性があります。必ず「誰が(役割分担)」「何を(実施項目)」「いつまでに(納期)」ということも決めて、実行への橋渡しをします。

 会議の最後には、実行に向けたエネルギーを呼び覚ますことも大切です。現実的な話だけで会議が終わってしまうと、それまでアイデアを出す時に流れていたエネルギーがしぼんでしまうような感覚になるからです。例えば「決めたことを実行したら、私たちの職場はどんなワクワクする状態になるだろう?」という問いに応えるのです。こうすることで、決めたことが現場で遂行される可能性が一層高まります。

 ぜひ、ファシリテーションの力で新たな価値を共創してください。

 (構成/岩辺みどり)