出版社を経て、1997年日経BP入社。「日経PCビギナーズ」発行人兼編集長、日経ビジネスオンライン、日経WOMANプロデューサー、HR人材開発センター長などを経て現職。ダイバーシティ、ITによる働き方改革に関する講演、執筆、研修など多数。主な著書に『人材マネジメント革命~会社を変える〝カリスマ人事″たち~』『攻める周年事業で会社を強くする!』(いずれも日経BP)、『社史・周年史が会社を変える!』(日経BPコンサルティング)、『やりたい仕事で豊かに暮らす法』(WAVE出版)、『ミリオネーゼのコミュニケーション術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。
著者
-
CHO Summit 2021 Springの見どころ
ニトリ、三菱ケミカルーー “ジョブ型”の成否はキャリア自律にあり
昨年から注目を集めている“ジョブ型雇用”。大手企業による導入も相次いでいるが、人事制度の刷新に踏み切らない企業もある。ジョブ型導入と運用を成功させるポイントは何か。ジョブを定める目的をどうとらえるべきか。
-
大塚葉の働き方改革&人材開発最前線!
トレンドマイクロ、ハイブリッドな働き方でイノベーション創出――大三川彰彦副社長
サイバーセキュリティーソリューション事業を手掛けるトレンドマイクロは、台湾人女性エバ・チェン氏がトップを務め、多様な人材を登用してきた。同社の大三川彰彦取締役副社長に、ニューノーマル時代を見据えた経営ビジョンと人事戦略を聞いた。
-
FOCUS
ジョブ型、本当に必要? 制度変えず運用で専門性高めるキッコーマン、三井住友TH
2020年から導入が相次ぐ「ジョブ型雇用」。日経BP総合研究所の調査によると、最も強い導入理由は「専門性を持つ人材を採用・育成する必要性が高まったから」で、回答者の57.7%が挙げる。だが専門性を高めるうえで、ジョブ型導入が最適解なのか。制...
-
人材マネジメント革命 ~CHO/CHROの視点から~
三菱ケミカル、ジョブ型で一般社員にも成果主義を導入。定年廃止も視野に
2020年10月にジョブ型人事制度に刷新した三菱ケミカル。2017年、3社(三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨン)統合により職務等級制を採用したが、その後検討を重ね今回の新人事制度導入に至った。管理職5000人、一般社員1万2000人に適用し、...
-
人材マネジメント革命 ~CHO/CHROの視点から~
みずほFGが新人事戦略で年功序列を撤廃、職系統合に向け大きく舵
みずほフィナンシャルグループは、2019年に5カ年経営計画で新人事戦略をスタート。次世代金融への転換を目標に「社内外で通用する人材バリューの最大化」を目指して、年功序列の撤廃、処遇の見直し、社員のキャリアデザインの支援に注力してきた。施策を...
-
FOCUS
今さら聞けない人的資本の情報開示、ポイントと課題を一挙に解説
2021年は日本企業にとって「人的資本経営」の勝負の年になる。昨年8月、米国証券取引委員会(SEC)による人的資本の情報開示の義務化により、欧米企業はいち早く対応を進めてきた。世界的な潮流を受け、日本企業も対応を迫られる。人的資本とは何か、...
-
人材マネジメント革命 ~CHO/CHROの視点から~
イトーキ、新本社オフィスでABWに挑戦。「紙にまみれた」人事も激変
オフィス家具大手イトーキは、新しい働き方を実現するためにデザインされた新本社オフィスでABWとペーパーレスを導入。人事制度も改定し、社員の自律的な働き方を推進する。同社企画本部人事統括部長(取材当時)の平尾信幸氏に、オフィスと働き方改革の経...
-
今こそ、人的資本経営
投資家への説明責任も!? ISO30414の精査が人事担当者の急務に
人的資本の情報開示に向けて、企業が動き始めた。8月に、米国証券取引委員会(SEC)が上場企業に対して「人的資本の情報開示」を義務づけると発表したことを機に、国内でも準備を始める企業が増えている。特に、国際スタンダードと目される国際規格「IS...
-
CHO Summit 2020 Winterの見どころ
ジョブ型は「万能薬」にあらず。カゴメ、参天製薬、日立の施策に学ぶ
「ジョブ型雇用」が注目を集めている。「CHO Summit 2020 Winter」に登壇するカゴメ、参天製薬などの取り組みから、ジョブ型導入のポイントや注意点、自社に合ったジョブ型雇用の在り方を探る。
-
人材マネジメント革命 ~CHO/CHROの視点から~
副業、専門人材採用、自由な働き方。新生銀行が打ち出す多様な人材活用の施策
新生銀行が、多様な人材を生かし組織力を最大化するために新たな施策を次々に打ち出した。ニューノーマルに向けた打ち手の詳細を、同行常務執行役員・人事担当の林貴子氏に聞いた。
-
大塚葉の働き方改革&人材開発最前線!
D&I推進はコストにあらず、企業価値向上の原動力――EY Japan辻会長兼CEO
会計監査、税務、コンサルティングなどを提供するEY Japan。同社の会長兼CEOの辻幸一氏に、D&Iの施策やニューノーマル(新常態)の働き方について聞いた。
-
2021年、人事の大問題
65歳定年制へ。ジョブ型コンセプトを導入したシニア処遇を検討
企業の人事最高責任者によるコミュニティ「Human Capital Committee」の幹事会員に聞く「2021年、人事の3大問題」。第6回の回答者は三井住友トラスト・ホールディングスの井谷太執行役常務 兼 執行役員。メンバーシップ型とジ...
-
人材マネジメント革命 ~CHO/CHROの視点から~
独自ジョブ型に移行。和洋折衷で専門性とチームワーク両立~資生堂
早くから「ジョブ型雇用」の導入を進めてきた資生堂。2020年1月には、国内の一部の管理職約1700人を対象に導入し話題を呼んだ。しかしこのジョブ型も、欧米の制度とは異なる特徴がある。資生堂独自の「ジョブ型」とはどのようなものか、その要諦を聞...
-
2021年、人事の大問題
テレワークで生じる課題への対処も必要
企業の人事最高責任者によるコミュニティ「Human Capital Committee」の幹事会員に聞く「2021年、人事の大問題」。第1回の回答者はカゴメの有沢正人常務執行役員CHO。コロナ前からテレワーク、ジョブ型は導入済としながら、テ...
-
大塚葉の働き方改革&人材開発最前線!
100万円の時計なぜ売れる?入社式で社長が問いかけ――リシュモンジャパン 三木 均社長
新型コロナウイルス感染拡大前から在宅勤務制度やサテライトオフィスを作り、世間に先んじて働き方改革に取り組んできたリシュモングループ。カルティエ、ジャガー・ルクルト、モンブラン、ダンヒルなど宝飾、時計、筆記具、服飾品のブランドを擁するラグジュ...
-
人材マネジメント革命 ~CHO/CHROの視点から~
DXでジョブ型、採用も研修も働き方も一気に変える~富士通
「IT企業からDX(デジタルトランスフォーメーション)企業へ」を旗印に、2019年から社内改革に取り組んできた富士通。2020年からはジョブ型人事制度の導入、テレワークを基盤とした新しい働き方推進など、社内の制度と文化を大きく変革する施策を...
-
大塚葉の働き方改革&人材開発最前線!
コロナ機にダイバーシティ経営を加速、SDGsに取り組む――ポーラ 及川美紀社長
女性活用や働き方改革に早くから取り組んできたポーラで、2020年1月に初の女性社長が誕生した。新卒でポーラ化粧品本舗(現ポーラ)に入社し、着実にキャリアを積んで代表取締役社長に就任した及川美紀氏だ。同社では病気罹患後も働き続けられる制度や定...
-
人材マネジメント革命 ~CHO/CHROの視点から~
6つの専門家集団でグローバル人事戦略を推進~テルモ
心臓カテーテル治療の独自技術による製品展開などで、世界で存在感を強める医療機器メーカー、テルモ。新型コロナの影響で、重症患者の治療装置なども注目される。同社の海外売上比率は年々増加傾向にあり、社員の約8割が海外で働く。7事業のうち4つは本部...
-
人材マネジメント革命 ~CHO/CHROの視点から~
新型コロナが人事を変える(3)~「慎重さ」不要、しなやかな対応を~
「VUCA(変動、不確実、複雑、曖昧)の時代」と言われて久しいが、今回のコロナ危機はまさに予測不可能な事態の連続だったといえよう。半年前には予想もできなかった非常事態に遭遇した際、最高人事責任者であるCHO/CHROに求められる心構え、行動...
-
人材マネジメント革命 ~CHO/CHROの視点から~
新型コロナが人事を変える(2)~広がる「上司の不安」「社員格差」~
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、急激に進むテレワーク化。業務の「見える化」やキャリア自律加速などの効果が期待される一方で、長時間の在宅勤務によるコミュニケーション不足とそこから生じるストレス、マネジメントの難しさなどの課題が浮上してきた...