1976年北海道大学医学部卒業。秩父中央病院院長などを経て2003年にメディカルケア虎ノ門開設。2005年、うつからの復職を支援する「リワークプログラム」を始め、2018年春までに1400人がこのプログラムを利用して職場復帰。2012年の調査では3年後の就労継続率はおよそ7割に及ぶ。2008年、うつなどで休職する人の職場復職支援を行う全国の医療機関向けの「うつ病リワーク研究会(現、日本うつ病リワーク協会)」を発足し代表世話人(現、理事長)に就任。日本産業精神保健学会理事他。
著者
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五十嵐良雄Dr.の「大人の発達障害にジョブコーチを!」
事件は職場で起きています!一般雇用の職場こそ専門支援者を
「大人の発達障害」の社員が増えており、職場も本人も大変困っています。職場トラブルの原因の多くは、発達障害の特性を理解できない周囲の対応にあるケースが多いようですが、職場の人たちに、行き届いた配慮や十分な障害者対応を求めるのが難しいのも現実で...
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五十嵐良雄Dr.の「大人の発達障害にジョブコーチを!」
社員の「大人の発達障害」急増中 職場トラブル多発? 障害の特性理解を
うつの症状で休職する社員の中に、大人になって初めて発達障害と分かる「大人の発達障害」が背景疾患にあるケースが近年、急増しています。これは、すでに昨年記事でお伝えしましたが、現在、私のクリニックの復職支援プログラムに通う患者の約7割に、典型的...
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五十嵐良雄Dr.の「うつ再休職」を防ぐ
休職期間を浪費しない!最初から医療機関のリワークを選ぶ
うつ休職からの復職では「再休職しやすい」ことが大きな課題です。実際、再休職する人の割合はかなり高く、2度、3度と再休職を繰り返す社員も増え、人事担当者の悩みは深刻です。そこで、この連載は「うつ休職から復職してきた社員が再休職せずに働き続ける...
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五十嵐良雄Dr.の「うつ再休職」を防ぐ
最強の敵、その名はストレス!自覚する前に毎日予防しよう
前回、うつの症状は自分を取り巻く「環境」と「自分」との間で、何らかのストレスを感じることから起こるものだとお伝えしました。どういう環境が自分にとって苦手なのか。そういう環境に置かれたら、どう対処すればいいのか。この対策を準備することが再休職...
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五十嵐良雄Dr.の「うつ再休職」を防ぐ
再休職防止に必須のスキルは 毎日の体調観察と早期不調ケア
うつの休職から復職した社員に、体調を崩さずに長く働き続けてもらいたい。そのためにはどうすればいいのか――。これは多くの人事担当者が頭を悩ませる問題の一つでしょう。なぜなら、復職した社員の多くが再休職してしまうからです。どうしたら、うつ復職者...
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五十嵐良雄Dr.の「知っておきたい、社員の最新うつ対策」
「通勤するのが、やっと」の患者に、なぜ主治医は「復職可能」診断を出すのか?
社員のメンタルヘルスに取り組む企業人事部の現場担当者は、休職社員一人ひとりの体調や状況と、会社の対応に頭を悩ませるものです。当クリニックがある東京・大手町には多くの企業があります。その一つが、主に日本全国のオフィスビルや商業施設を含む複合ビ...
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五十嵐良雄Dr.の「知っておきたい、社員の最新うつ対策」
うつの本当の原因は発達障害だった そんなケースが増えています
場の空気が読めない。人とコミュニケーションがうまくとれない。不注意によるミスや忘れ物が多い。カッとしやすい……。こうした特徴を持つ発達障害は一定の割合で存在し、本来、子供の頃から表れて周囲に気づかれているものです。しかし、それが軽度であった...
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五十嵐良雄Dr.の「知っておきたい、社員の最新うつ対策」
ひょっとして双極性II型障害かも?うつの再発を繰り返す人は、疑ってみることが大事です
近年、復職者が休職を繰り返す場合に、一見、うつ病のように見える同じようなうつ症状はあるけれど、その裏に別の病気(背景疾患)が隠れているケースが非常に増えています。うつ症状の背景疾患で特に多いのが「双極性II型障害」と「発達障害」です。そこで...
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五十嵐良雄Dr.の「知っておきたい、社員の最新うつ対策」
復職した社員が再休職してしまう!職場に戻す時期をどう判断する?
最近、人事担当者からよく尋ねられる質問は、メンタルヘルスや「うつ」について、「どういう病気なのか、実はよく分からない」というものです。休職に至る会社員の多くは、憂うつ感やおっくう感を伴う「うつ状態」になって会社を休みます。しかし、それぞれの...
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