人材戦略
経営戦略を起点に、それを実現する人材の採用、育成、配置を適切に行うためにはどうすべきか。グローバル化に対応する日本社会の変化も併せて解を探る。
記事一覧
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FOCUS
今さら聞けない「ジョブ型」、メリットもリスクも丸分かり
2020年に大企業を中心に導入が相次いだ「ジョブ型雇用」。テレワーク環境で成果重視の人事評価を実施したり、専門性の高い人材を採用したりできるメリットがあるが、社員が雇用の不安を感じたり、社内の人材育成機能が損なわれたりといったリスクもある。...
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「当たり前」を疑え!ケースで学ぶコンプライアンス
いわく付き社員が役員に就任、それこそが最大のコンプラリスク
法務部やコンプライアンス推進室が問題行為を洗い出し、ハンドブックを作って研修を重ねる――。こうしたコンプライアンス正常化の努力を無にしてしまうのが「役員人事」。不正取引の噂があるなど“グレー”な人物を役員に抜てきするのは、「コンプライアンス...
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ニューノーマル時代の人材・デジタル活用戦略
人事部門が注意したい、在宅勤務率の「独り歩き」
テレワークが浸透するなか、「在宅勤務比率目標」を掲げて社内外に発信する企業が増えている。数字が独り歩きして社員に不便を強いる結果とならないよう、人事部門は注意したい。
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山田久の「日本流ジョブ型雇用」ことはじめ
第5回 ジョブ型で解雇も増える?社会的なセーフティネットが必要
日本流のジョブ型雇用について考える連載。最終回は就社型とジョブ型を併用したハイブリッド型の在り方を考える。「コア人材は生え抜き、周辺業務は非正社員」という従来の切り分けが変わり、特定分野のプロをコア人材として外部から招くなどの新しいやり方も...
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今こそ、人的資本経営
人的資本の情報開示で懸念される、日本企業の落とし穴
国際規格などに基づいて人的資本の情報開示を進める場合、日本企業には特に注意すべき点があるという。欧米に理解されにくい独特の文化や価値観があるからだ。失敗を避けるには何が必要なのか。国内外の投資家事情に詳しいフィデリティ投信ヘッド オブ エン...
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人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~
欧米には日本人の知らない二つの世界がある
残業が多く休みが取りにくい日本に比べ、欧米はワークライフバランスに優れ、女性も働きやすい。それというのもジョブ型雇用だから――。まことしやかに伝わるこんな話は大間違い。欧州企業にはジョブ型労働者とエリート層の二つの世界が存在し、働き方は全く...
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今こそ、人的資本経営
投資家への説明責任も!? ISO30414の精査が人事担当者の急務に
人的資本の情報開示に向けて、企業が動き始めた。8月に、米国証券取引委員会(SEC)が上場企業に対して「人的資本の情報開示」を義務づけると発表したことを機に、国内でも準備を始める企業が増えている。特に、国際スタンダードと目される国際規格「IS...
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グローバル人事の極意~生き残るためのHR-X~
グローバル企業に必要なガバナンスモデルとは
企業がグローバル化を推進して海外進出を図る際、組織設計をどう考えるべきか。また、進出するステージに合わせて現地と本社、各拠点のマネジメントをどのように進めるべきか。グローバル企業に必要なガバナンスモデルについて、様々な企業でグローバル人事に...
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2020年代は働き方黄金期だ!
リモート環境で伸びる人、しおれる人、リーダーから声掛けを
コロナ禍のリモート環境で若手をどう育てるかは難しい課題だ。キャリア意識を持って主体的に動き、オンラインのコンテンツなどで自ら学ぶ人が増える一方で、仕事の悩みを誰にも相談できずに自宅で孤立する若手も少なくない。
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アジャイル人事を実現するピープルアナリティクス最前線
1on1を支援するクラウドサービスがグランプリを受賞
2020年のDigital HR Competition HRテクノロジーソリューション部門(テクノロジー・ツール提供部門)でグランプリを受賞した、KAKEAI(東京・港)のクラウドサービス「カケアイ」を紹介する。
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今こそ、人的資本経営
国際規格ISO30414への対応で誰もが悩む2つの課題とは?
人的資本の情報開示を求める動きが加速する中、ガイドラインとなる国際規格「ISO30414」への対応を始める国内企業が増えている。その過程で誰もが直面する課題が、ISO30414が規定する開示情報49項目の検討と、社内からデータを収集する仕組...
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人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~
「ジョブ型なら若くして出世できる」という勘違い
日本型雇用では多様な経験を積ませて育てるので、下積みの期間が長い。対してポストありきで採用するジョブ型なら、専門性を磨き、実力が認められれば若いうちから昇進できる。「ジョブ型神話」につきまとうこんなイメージは果たして真実なのか。
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データから読み解く コロナうつにならない働き方
テレワークが露わにする世代間のギャップ
テレワークは今後も続き、出社と組み合わせた働き方が一般的になると予想されているが、実は世代によって捉え方に差がある。テレワークの見込みに対する世代間ギャップが、上司・部下間や先輩・後輩間のストレス要因となり、メンタルヘルスの悪化にもつながり...
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戦略思考のダイバーシティ&イノベーション
日立、ポーラが描く“新常態”、ジョブ型とダイバーシティが鍵
「ニューノーマル時代の働き方・組織の在り方」をテーマに開催した「日経BPダイバーシティトップセミナー2020」。ジョブ型雇用やダイバーシティ経営に関して、日立製作所やポーラの取り組みが紹介され、経営トップ、現場、有識者による活発なディスカッ...
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CHO Summit 2020 Winterの見どころ
ジョブ型は「万能薬」にあらず。カゴメ、参天製薬、日立の施策に学ぶ
「ジョブ型雇用」が注目を集めている。「CHO Summit 2020 Winter」に登壇するカゴメ、参天製薬などの取り組みから、ジョブ型導入のポイントや注意点、自社に合ったジョブ型雇用の在り方を探る。
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ニューノーマル時代の人材・デジタル活用戦略
ジョブ型先行企業三菱ケミカルが目指す「データドリブン」人事
三菱ケミカルが人事改革に力を入れている。ジョブ型人事の導入・刷新と並行して、人事関連のデータを活用したピープルアナリティクスにも注力する。退職防止や人材適正配置に活用し、ジョブ型人事制度のKPI設定にも生かすことを狙う。
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人材開発の情識
人事部は「インテリジェンス」を持て
人事部にインテリジェンスがないかのような題名を付けてしまったが、人事部に限らず、日本企業はインテリジェンスについて再考しよう、というのが本記事の主旨である。
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人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~
なんだかんだ言っても新卒一括採用が最も合理的
日本型雇用の代名詞である「新卒一括採用と終身雇用」はなぜ普及したのか。途中解雇が難しいのはなぜなのか。人事の一般常識を覆す真実を明らかにする。ヒントは「ヨコヨコタテヨコ」だ。
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新型コロナで変わるオフィス戦略
第2回 オフィス縮小 / 分散を「ポートフォリオ」で考える
コロナ禍を経たオフィス戦略変化の中から「オフィスを縮小する」というパターンについて深掘りします。今回はオフィス縮小と分散という文脈にて「働く場のポートフォリオを組む」という新たな考え方を導入し、オフィス縮小の現実解に迫ってみます。
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山田久の「日本流ジョブ型雇用」ことはじめ
第4回 革新力を求めてジョブ型導入、そこにある落とし穴
そもそも日本企業はなぜジョブ型雇用を導入するのか。「品質力」に比べて弱かった「革新力」の強化が狙いだが、革新力のために社内の既存秩序を一気に破壊すると、既存の収益基盤が弱体化するという落とし穴が待ち受けている。
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