在宅支援をいかに確保するか

80歳プラスの会のメンバーは7人いるが、私が取材した日のミーティングには6人が参加した。83歳妻と認知症を抱えた93歳夫の高齢夫婦、それから残りの4人は一人暮らしだった。

前述のモンローさんは一人暮らしで、数カ月前にASVに入会したばかりだが、きっかけは家の中の重たい家電を移動するのに支援が必要だったからだという。

「ボランティアに50kg近くもあるテレビを寝室から出して、リサイクルセンターに運んでもらいました。それを片付けないと新しいのを入れられなかったので助かりました。年をとると、だんだん重いものが持てなくなってくるのです」。

87歳のジョイスさん(女性)も入会して3年経つが、これまで何度も家の中の不要なものを片付けてもらったり、庭の草取りなどガーデニングを手伝ってもらって感謝しているという。

そして1年ほど前に入会したジョーンさん(84歳 女性)は、家の電球が切れた時、ボランティアに交換してもらったり、スマホやPCの使い方がわからない時に助けてもらったと話す。また、彼女はマイリンさんと同様に、近い将来自分で車を運転できなくなる可能性があるので、そうなったら買い物や病院への送り迎えを頼みたいと考えているという。

ASVでは会員からの在宅支援のリクエストを受けても、それに合うボランティアが見つからず、要求に応えられない場合もあるが、そういう時でも専門の支援業者を紹介したり何らかの対応をするという。