高齢化する社会の変化を
肌で感じた2013年

国際福祉機器展の規模が拡大した理由をどのように捉えていらっしゃいますか。

斉藤 この2~3年、新聞やテレビのニュースなどで日常的に高齢化、介護という言葉が聞かれるようになり、老老介護や認知症高齢者の増加、介護スタッフや施設の不足などが社会的な問題として報道されるようになりました。

一方で少子高齢化、生産年齢人口の減少などの人口動態の変化により、住宅着工数の減少、経済成長率の鈍化、今までの住宅事業や物づくりの延長線ではない、時代が新しい局面を迎え始めていることを強く感じます。例えば、新築住宅の着工が百数十万あったところから、80万、70万と徐々に落ちていき、今後は新築の需要もさほど見込めず、人口も減る反面、増えていくのは高齢者です。18年かけて作り上げたエイジフリーが、売上的にも2013年に250億円、2015年には300億円規模となり、拠点数の拡大も加速しています。

図-3 サービス拠点拡大の加速(クリックで拡大)

こうした高齢化と少子化による人口動態、社会構造の変化が、この国際福祉機器展の規模の拡大に反映されたのではないかと考えています。

図-4 エイジフリー事業の展開状況(クリックで拡大)

第2回終わり(第3回に続く)