ユーザー事例1:LIXIL

安全とエコを実現
1年で大きな効果が

LIXILグループ 執行役副社長
八木 洋介 氏

『e-テレマ』導入後の効果に納得したユーザーの1人が、LIXILグループ執行役副社長の八木洋介氏だ。LIXILの国内販売を一手に担うLIXILジャパンカンパニーでは2014年9月に400台から試験導入を開始し、現在では2700台に搭載している。導入の経緯について八木氏は、「お話を伺ったときに、これは相当な効果があるだろうと感じました。物事は見えるようにすると問題の7割程度は改善できるものです。まずは運行状況を見える形にすることによって、事故はかなり防げると思いました。会社の車で事故が発生すれば、相手の方はもちろん、弊社の社員自身も心身ともに傷つきます。ただし、当然コストも考慮しなければならず、本格導入を踏まえた試験導入から始めました」。

導入後、八木氏が考えていたとおり大きな効果があった。危険挙動の発生回数は約60%も減り、アイドリングは約20%、燃費は15%改善した。

リスクやエコ、コストへの意識が根付く
“グッドストーリー”が詰まったツール

単に社員(運転者)を監視する目的だけで『e- テレマ』を導入すれば、社員にとっては心地良いものではない。八木氏が経営側から社内に届けたのは、社員の安全を守ること、そして“ 吹いた風には乗ってくれ”というメッセージだった。同社は、住まいと暮らしの総合住生活企業として、人が快適に生きられる環境を提供するとともに、水や衛生、CO2の削減など、エコに対しても経営課題の1つとして積極的に取り組んでいる。

「営業マンが車を運転している間、通常であれば管理者からは見えない。急発進しているか、何をしているのか、全く見えないわけです。ところが、『e- テレマ』を導入すると『あぁ、見られているな』と社員が感じるわけです。大切なのは、『e- テレマ』を導入することについてどうコミュニケーションをとるかです。実は『e- テレマ』には、グッドストーリーがたくさんあるんですよ。『まず、あなたたちの安全を守りたい』ということが何と言っても一番でしょう。それによって危険運転が減り、燃費も改善し、保険料も下がる。そして、グローバル経営の中で「信頼される会社」になるために取り組んでいる『コンプライアンス』や『エコ』への効果も、グッドストーリーの1つでしょう。私はよく社員に「吹いた風には乗れ」と言うのですが、会社が褒めてくれる方向に、その競争に乗っかればいいのです」。

「『e-テレマ』の導入により、心理的な効果やコスト的な効果がしっかりと出ていると思います。人間というのはハートで仕事をしているので、この部分をきちんと刺激してあげる。そのためのすごく良いツールだと思います。そうすることで自分たちが取り組んでいるものに対して誇りを持ち、良い文化が生まれるでしょう」と、人事のプロの八木氏らしく締めくくった。