入居者にとっての「終の棲家」を目指して
自分の家族と接するように対応

1998年、来るべき超高齢社会を見据えて、パナソニックは介護事業に進出した。その第1号となったのが、介護付有料老人ホーム「エイジフリー・ライフ大和田」である。以降、パナソニックはサービスと商品、在宅と施設の4つの切り口から事業領域を広げてきた。

連載8回目は、エイジフリー・ライフ大和田・施設長の辰巳弘光氏に、施設概要や特徴、利用者の声などについて伺った。

パナソニックの介護事業は、エイジフリー・ライフ大和田から始まったと伺いました。

辰巳 1998年に最初の施設として大和田を開設し、続いて2001年にサンセール香里園、2004年にエイジフリー・ライフ星ヶ丘を開設しました。「人生の第三章に。上質のしつらえと、真心のケアで、ひとつ上の安心と満足をお届けします」をコンセプトに、事業を展開しています。
パナソニックの介護付有料老人ホームの紹介

この考え方を端的に反映しているのが、人員配置の手厚さです。厚生労働省の基準によれば、介護体制は入居者3人に対してスタッフ1人を配置するよう定められています。これに対して我々の施設では、その2倍以上の人員を配置しています。医療面に関しても、看護職員が24時間常駐しているので、例えば夜間のたん吸引なども安心して任せられます。もちろん緊急の際には、看護職員がかかりつけ医に即座に連絡を取って対応します。

施設面でも屋上庭園を備えるなど、充実していらっしゃいますね。

辰巳 大和田は、開設以来17年経っているので、随時リニューアルを行い、ご入居者に少しでも快適な環境で過ごしていただけるよう常に工夫を続けています。その一環として、2014年11月、屋上にリハビリ庭園「花観音の庭」を作りました。屋上に庭を作るのは、当初の設計では想定していなかったため、実現するまでに様々な苦労がありました。しかし、結果は予想を超えて皆さんに喜んでいただいています。“記憶の中にある懐かしい風景”をテーマにした庭園だけに、「屋上に来ると、昔のことを思い出す」と、話の弾むご入居者が多数いらっしゃいます。