「ビザスク」などの専門家マッチングサービスも増えてきています。ここではプロフィールを掲載するだけで、様々な相談が届き、専門家として短い時間のスポットコンサルを受けることができます。

 「自分が社会に対して、具体的にどのように役立てるのか」「自分の中にある、社会に役立ててもらえるスキルは何か」と内省するのは、パーソナルブランディングの第一歩です。

 また、自分のスキルや、自分が大切にしていること、行動理念などをまとめて、外部に発信していくことも必要になります。「無名」のあなたは、自分自身が持つストーリーと技術で、新たな収入を得ることになるのです。

「自分ブランド」を磨く

 「自分らしく生きたい」「大切な人や社会に認められたい」「自分にしかできない仕事をしたい」そんな思いを持ちながら、毎日を生きている人は多いでしょう。

 パーソナルブランディングは、中身がないものを大きく見せることや、飾り立ててむやみに目立たせることでもありません。

 自分の一番、大切な部分を際立たせ、自然に存在感をアップさせる技術です。自分自身さえも見落としている「自分の価値」や「魅力」を改めて把握し、自分か関わるすべての人に、的確に伝えることが重要なのです。

 会社に所属しながらも、新たな、もう一つの自分を始めてみる。独自性や個性を見つける。SNSで情報発信を始める。新しく思いついた事業を小さく始めてみる。会社の自分と、もう一つの「自分」のバランスをとってやってみることが大切です。この副業での活動が、新たな視点の発見や、人脈のつながりとなり、結果的に、本業にも良い影響を与えることになるでしょう。

守山 菜穂子(もりやま・なおこ) 株式会社ミント・ブランディング
代表取締役/ブランドコンサルタント
日経BP総研 客員研究員
守山 菜穂子

多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。(株)読売広告社を経て、2000年(株)小学館に入社。ファッション雑誌や情報誌のメディア営業として、10年間で国内外約1,000社の企業とブランディングのプロジェクトを行う。2010年よりデジタル事業局にて、電子書籍・デジタルコンテンツの開発やWEBマーケティングに携わる。
2014年にブランドコンサルタントとして独立。2017年(株)ミント・ブランディングを設立し、代表取締役に就任。現在は企業やクリエイターに向けてブランディングや広報のノウハウを提供し、企業研修やセミナー講師としても活動する。

守山菜穂子 公式サイト
http://naoko-moriyama.com/

※筆者の会社名および役職は執筆当時のものです。