企業セミナーで不快に思ったこと 最多は「内容に乏しい」

 次に、企業セミナーで不快に思ったことを、同じく5項目まで選んでもらったところ、最もポイントを集めたのは「内容に乏しい」で約4割の学生が選びました(39.7%)。多忙な期間にわざわざ足を運んだにも関わらず、有益な情報が得られなかったという経験を持つ学生が多いことが分かります。「ホームページ等で確認できる情報ばかりを説明されると、参加したことを後悔します」と話す学生は少なくありません。

 次に多いのは「説明が一方的」と「登場する社員が魅力的でない」が約3割で続きます(ともに30.8%)。直接社員と話がしたいと考える学生が多いことが、ここからも読み取れます。学生の多くは、現場社員との話を通じて、できるだけ実態に近い情報を得たいと考えていますが、一方で企業セミナーに登場する社員は「選ばれた優秀な人材」であることも織り込んでいます。にも関わらず、セミナーで話した社員にやる気が感じられなかったりすると「選ばれた人材でこのレベルなら、ほかの社員はもっとひどいのか」「こんな人を選抜して登壇させる人事担当者に選考されたくない」などと感じ、志望度が大きく下がってしまうようです。

 また「『仕事は楽しい』と口では言っていても、明らかに疲れていてつらそうな人がいて、信用できないと思った」「社員同士の会話がなく、人間関係が悪い会社だと思った」など、学生は話の内容以外にも、かなり細かいところをチェックしています。

 せっかく社員に協力してもらう以上、逆効果につながることは避けたいところです。会社の顔であることを、しっかりと認識してもらうことが重要です。

企業セミナーで不快に思ったこと
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