2021年卒者の採用広報が3月1日に解禁され、多くの学生が就職活動を本格的にスタートさせました。売り手市場ではあるものの、新型コロナウイルスの感染拡大で説明会の中止や延期が相次ぐなど、少なからぬ混乱が生じています。就活への影響が懸念されるなか、キャリタス就活・学生モニターを対象に、解禁直後の就職活動状況や意識について調査を行いました。さらに、入社を目前に控えた2020年卒者にも、入社式や新入社員研修などへの影響を緊急調査しました。

 まず、2021年卒者の内定率から見ていきましょう。3月1日の就活解禁時点で、すでに内定を手にしているという学生は全体の15.9%。1カ月前に実施した前回調査(10.0%)から5.9ポイント上昇し、前年同期の実績(13.9%)を2.0ポイント上回ります。

 内定を得た企業におけるインターン参加経験の有無を調べたところ、7割近く(69.3%)がインターンシップに参加していました。この比率は毎年上昇しており、インターンシップが早期選考、さらには早期内定につながるケースが増えていることが分かります。

 なお、内定を取得した学生のうち、就職先を決めて就職活動を終了したのは14.0%で、大半は内定を得ても就職活動を継続していると回答。モニター学生全体を分母にとると、就活終了者(就職先決定)は2%程度です。