2021年卒採用の選考が解禁され、採用戦線は山場を迎えています。今年は、採用広報解禁と新型コロナウイルス感染拡大のタイミングが重なったことで、採用マーケットにも大きな混乱が生じました。

 当社の学生モニター調査では、5月1日の調査時点で内定を得ている学生は全体の50.2%で、5割を超える高水準でした。ただ、前回の4月調査では前年実績を大きく上回っていたものの(8.3ポイント増)、今回は前年(51.1%)をやや下回る数字となりました。外出自粛で対面での活動が大きく制限されるなか、4月以降は内定出しのペースが鈍化した様子が表れています。

 内定を得た企業の内訳を見ると、インターンシップに参加した企業の比率が6割を超えています(61.1%)。前年同時期と比較しても8ポイント上昇しています。3月以降、合同企業説明会や学内企業セミナーなどが中止となった影響で、インターンシップ参加者に対し優先的に選考を進める動きが強まったことが想像できます。反対にインターンシップに参加していない学生に対する選考を、当初の予定通りには進められていない企業も少なくないことが推察できます。