入社を決めるために必要な内定後フォローとは

 内定を得ても活動を継続している学生は「本命の選考がまだ残っている」という人が大半です。早期に内定を出した企業にとっては、どのくらい内定承諾を得られるか、最終的に自社が選ばれるかどうか気がかりなことでしょう。

 これまでに内定を獲得した学生に、内定を得た企業に就職するかどうかを決めるために必要だと思うフォローについて尋ねたところ、「フォローは必要ない」との回答は13.3%にとどまり、就職先決定のために何かしらのフォローを必要としている学生が大半を占めました。

 就職決定に必要だと思うフォローの具体的な内容として最も多いのは「食事会などの懇親会」で過半数(51.5%)。「現場社員との面談」(47.1%)、「人事担当者との面談」(42.9%)と続きます。「内定者懇談会で疑問に思い、迷っていた点を明らかにすることができ就職先を決めた」など、選考中には聞きにくいことなども含めて確認できる場が必要と考える学生は多いようです。

 なお、全体的に前年調査よりポイントが増加しており、スピード選考や複数内定獲得により、内定後にも改めて企業研究をするための情報を必要とする学生が増えていることがうかがえます。

内定を得た企業への就職決定に必要だと思うフォロー
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 就職先を決定した学生のうち複数内定を得た人に、就職決定企業とそれ以外の内定企業(辞退企業)に分けて、どの程度情報が取得できたかを尋ねました。就職決定企業については、「十分に得られた」と回答した学生が半数を超え、「まあ得られた」を合わせると9割を超えるのに対し(計94.2%)、それ以外の内定企業については「十分に得られた」は約3割にとどまります。両者には明らかな差が見られ、十分な情報を提供できるかどうかが、内定承諾を得るための一つのカギといえそうです。

内定を得た企業の情報取得度
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