2020年卒予定者の採用面接が6月1日に正式に解禁されてから1カ月が経ち、就職・採用戦線は大きな山を越えました。7月1日現在のキャリタス就活・学生モニターの就職活動状況について調査を行ったところ、内定率は今年も8割を超えていたことが分かりました。

 今年は、戦線の序盤から前年を大幅に上回る高い水準が続いてきました。インターンシップ参加者を対象とした早期選考を実施する企業が増加したことも要因の一つです。3月より前の広報活動が、採用の成果を大きく左右するため、早くも2021年卒者に向けた取り組みを始めている企業も少なくありません。

 学生側も、大学3年生の夏からインターンシップに参加するという動きが一般的になりました。2020年卒者ではインターンシップ経験者は8割を大きく超えました(86.2%)。そして、2021年卒者(大学3年生・修士1年生)を対象に、5月下旬に実施した調査では、インターンシップへの参加を希望・予定している学生が9割に上りました(91.7%)。

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 インターンシップに参加したい時期を尋ねたところ、「8月」(92.9%)、「9月」(85.0%)に集中しており、現時点では、目の前の夏季インターンシップに焦点を当てている学生が多いようです。ただし、「2月」が5割を超えるなど(53.1%)、早くも冬の参加を考えている学生も少なくありません。

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 次に、どのようなインターンシップに参加したいかを尋ねました。最も多いのは「短期のもの(5日未満)」で8割超(83.5%)。「1週間程度のもの」(72.2%)、「業界や企業の概要を理解できるもの」(60.3%)が続きます。一方「長期のもの(2週間以上)」は約2割にとどまっており、現時点では、幅広く様々な業界や企業を知るために、比較的開催期間が短いものにたくさん参加したいと考える学生が多いことが読み取れます。

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