2021年卒業予定者の採用面接が6月1日に正式に解禁されてから1カ月がたち、コロナ禍で進行してきた就職採用戦線も大きな山を越えました。7月1日現在のキャリタス就活・学生モニターの内定率は、高水準ながらも前年実績(84.0%)を6.3ポイント下回りました。7月の内定率が8割に届かなかったのは2017年卒以来4年ぶりのことです。先月調査(6月1日時点)では前年同期比7.1ポイント減でしたが、この1カ月で13.7ポイント伸びたことで前年との差はわずかに縮まりました。

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 調査時点で就職先を決定して就職活動を終了した学生の割合は全体の57.6%。前年同期(67.7%)を10.1ポイント下回り、遅れが目立ちます。そのぶん継続者の割合は増加し、活動継続者は「内定あり」(15.6%)、「内定なし」(22.3%)を合わせて37.9%。コロナ禍で採用活動が停滞または中断した企業が多く、まだ本命企業の選考が残っている学生もいるものとみられます。

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