売り手市場が長引くなか、企業は学生に、仕事内容について理解を深めてもらったり、人事以外の社員と直接話すことで社風をよく知ってもらったりするため、リクルーターの活用を進めています。

 そこで、2019年卒業予定の学生を対象に、リクルーターとの接触経験について、またリクルーターの印象や就職活動への影響度合いなどを調査しました。

 就職活動中にリクルーターとの面談経験があると回答した学生は約3割(29.4%)。ただし、学生の属する大学群によってばらつきが見られます(※)。グループAは4割を超えますが(44.3%)、グループBは26.6%で、グループCは19.7%と2割未満にとどまります。経験率の高いグループAは接触した人数も多く、平均7.1人とグループCの2倍以上に上ります。

リクルーター面談経験の有無
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面談したリクルーターの合計人数
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 リクルーターと接触した時期の分布を見ると、「4月」(56.4%)、「3月」(54.1%)の順に多く、採用広報開始後の接触がメインであることが分かります。ただし、3月より前の接触も一定数あったことが分かります。

リクルーターと接触した時期
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 接触のきっかけも併せて尋ねたところ、最も多いのは「エントリーシートを提出したら連絡がきた」で4割超(43.9%)。本選考に応募した学生に対し、リクルーターを付ける企業が多いようです。次の「インターンシップに参加したら連絡がきた」も3割超(33.1%)と高ポイントです。3月より前の接触が一定数あるのは、このように早期に接点を持った学生のつなぎとめにリクルーターを活用する企業が少なくないからと考えられます。

リクルーターと接触したきっかけ(ルート)
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