リクルーターと接触して良かったと感じている学生は93.9%に上り、おおむね好意的に受け止められているようです。接触して良かったことを複数回答で尋ねると、「事業内容や社風など企業理解が進んだ」が最も多く(72.5%)、セミナーや会社説明会だけでは理解が不十分だった部分をリクルーターが補う役目を果たしていることが分かります。また「選考に関するアドバイスをもらえた」も約6割と高く、「親身になって何度もES(エントリーシート)を添削してくれた」「志望動機や目指していることを聞いて、もっとこうしたらいいなどアドバイスをくれた」という声が多く聞かれました。

リクルーターと接触して良かったこと
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 反対に、リクルーターと接触して良くなかったことについては、「採用選考プロセスが不透明だった」が最も多く、4割を超えます(46.5%)。学生からは、「人によってリクルーターが付いたり付かなかったり、面談の回数が違ったりして、公平さに欠ける」「選考じゃないといいつつ選考されているのが不愉快」などの声が挙がっています。

 なお「リクルーター面談より先に進めなかった」は、2015年卒者では、59.8%と6割近かったのが年々ポイントが下がり、2019年卒者では約3割にまで減少(33.5%)。本選考前のスクリーニング的要素が強かったリクルーターの役割ですが、学生の企業理解の促進や選考への動機付けの側面が強まってきていることがうかがえます。

リクルーターと接触して良くなかったこと
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 最後に、リクルーターの印象が、その企業の志望度に影響するかを尋ねたところ、「とても影響する」との回答は4割近くに上りました(37.9%)。「ある程度影響する」(53.5%)を合わせると9割を超え(計91.4%)、リクルーターの印象が志望度に大きく影響していることが分かります。

リクルーターの印象による志望度への影響
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 具体的な声としては、「学生と接する時でも姿勢がよく、敬語で話していただいたのがとてもうれしかった」「面接前日に応援の電話をくれたり、当日も面接直前に頑張ってね!と声をかけてくれたりした」「希望している職種が、今後どのように会社のなかで変化していく予定なのかを丁寧に教えていただくことができた」など、丁寧に、親身に対応してもらえたことで、志望度が上がったという声が多数挙がりました。