正式内定解禁日である10月1日に内定式を実施された企業も多かったことでしょう。内定(内々定)直後は、内定辞退を防ぐためのフォローが必要ですが、内定式後からの半年間は、入社に向けたフォローが必要となります。近年は採用戦線の早期化により、企業理解の浅い学生にも内定が出ているケースもあり、入社までのフォローアップは重要さを増しています。

 今年4月入社の学生が卒業直前に実施した調査データをもとに、内定後フォローの実態や影響について見ていきます。

 まず、入社予定企業から内定期間中に受けたフォローの内容を尋ねました。最も多いのはやはり「内定式」(78.5%)。これに「社員との懇談会」(61.0%)が続きます。

 実際に受けたフォローのうち入社意欲が高まったものを併せて見てみると、入社意欲向上に寄与しているのは「社員との懇親会」や「内定式」、「人事担当者との懇親会」など対面で行われたもので、特に「社員との懇親会」は参加した学生の多くが、内定式の次に入社意欲が高まったと回答しました。

 「懇親会で若手社員から中堅、ベテランの方まで様々な世代の社員から、ざっくばらんに話を聞けた」「元々入社意欲はあったが、社内見学で自分が働く姿を想像することができ、さらに高まった」といった声も多く聞かれました。

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 フォローを受けたペースとしては、「1カ月に1回程度(毎月)」(34.7%)が最も多く、次いで「2カ月に1回程度(隔月)」(24.6%)、「3カ月に1回程度」(23.1%)の順でした。

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