「3月採用広報開始、6月選考解禁」の4年目となる2020年卒学生の就職戦線。引き続き売り手市場が予想されていますが、2020年卒の学生は、どの程度就職活動の準備を進めているのでしょうか。現在大学3年生のキャリタス就活・学生モニターを対象に、2018年10月時点での就職意識および就職活動の準備状況などを尋ねた中から、インターンシップの参加状況をご紹介します。

インターンシップ経験率は9割近くに

 10月1日時点でのインターンシップの参加状況を尋ねたところ、参加経験がある学生はモニター全体の87.2%に上りました。この時期に就職情報サイトを活用している学生なので、就職活動に前向きな学生が多いとはいえ、かなり高い経験率です。夏季インターンシップ実施企業が増加した影響などもあり、早期から多くの学生がインターンシップを経験していることが明らかになりました。

 実施日数別に見ると、「1日以内のプログラム」への参加が、圧倒的に多く7割を超えています(75.0%)。複数日程のものでは、「応募したが参加できなかった」が、それぞれ16%ほどあります。事前選考にもれるなどで、希望しても参加できない学生が一定数います。

 参加社数の平均は、「1日以内のプログラム」が3.6社と、複数日程のものの2倍以上に上り、ショートプログラムへの参加が中心であることが分かります。なお、参加した時期は「8月」(84.1%)「9月」(71.9%)に集中しています。

インターンシップ参加状況
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インターンシップに参加した時期
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印象に残ったプログラムは

 インターンシップ参加経験のある学生(全体の87.2%)に、どのようなプログラムが印象に残っているのか、具体的な内容を尋ねました。企業に足を運び、業務内容や社風を体感することで、仕事理解や企業理解が進んだようすがうかがえました。

■印象に残っているプログラム

○学生に対して多くのメンター社員の方が付いてくれたグループワークや、しっかりとフィードバックをもらえる個人ワークがとても勉強になりました。<文系女子>

○社員との昼食時に質問できたことが、特に良かった。<理系男子>

○中小企業で、アットホームな雰囲気を体感し、社員と肩を並べて実務経験ができたこと。<文系男子>

○5日間宿泊型で行われ、毎日朝から夜遅くまで意見交換ができました。国内でもかなりレベルの高いであろう学生たちと一緒にプロジェクトに取り組んだことが相当な刺激になりました。<理系男子>

○一つの課題が与えられ、それに対して複数日じっくり取り組めるインターンシップは、業界・企業への理解も進み印象に残っている。<文系男子>

○実業に関するグループワークをしたことで、今までの企業イメージがかなり変わった。<文系女子>

○5日間で簡単な機械設計の業務体験をさせてもらった。社員の方から、設計するうえで気を付けなければいけないことや、仕事で必要なコミュニケーションのことなどを具体的に教えてもらえたことが大変勉強になった。<理系男子>

○ゲームのような内容よりは、日常業務を見学などさせてもらった方が身になると思う。<文系男子>

○新人研修と同じ実習をさせてもらえ、その場で評価をフィードバックしてもらえたこと。社会人としてのシビアな評価が実感できた。<理系女子>