3月の採用広報解禁まで2カ月を切りました。2021年卒の就活生は、自分たちの就職戦線が、1学年上の先輩たち(2020年卒者)に比べてどのようになると見ているのか、その見通しを尋ねました。「やや厳しくなる」という回答が7割以上を占め(76.9%)、「非常に厳しくなる」(9.1%)を合わせると、計86.0%が厳しくなると予想。前年調査(計57.9%)に比べ30ポイント近く増加しました。

 厳しくなると見ている学生のコメントを見ると、経団連の指針廃止を理由に挙げる声が目立ちます。日程ルール自体は変わらないものの、指針が出ないことで形骸化が進み、企業の動き出しが早まるとの見方が大勢を占めます。「経団連の指針が撤廃され、就活のスピードがより早まる可能性があり、うかうかしていると取り残される可能性があるから」「経団連のスケジュールの指針がなくなったので、どの企業がどのように動くか予想できない」と焦る姿が浮かび上がります。

 指針廃止以外では、東京オリンピック後の景気後退を予想し、採用数の縮小を懸念する声も散見されました。特に大手企業が採用数を絞れば、ますます倍率が上がることを不安視する学生もいるようです。

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 こうした不安を反映してか、2019年11月後半時点でのインターンシップの参加率は9割に迫ろうとしています(88.8%)。前年同期調査より2.6ポイント増加しており、8年連続で増加傾向が続いています。

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