フリーアドレスや共創空間でコミュニケーション促進

――QUICKでは、この夏、オフィスの一部移転もありましたが、そこでいろいろな施策を展開していますね。

伊藤:開発セクション部門を中心に社員の約半数が近くの新築ビルに移転しました。移転先では、フリーアドレスを導入し、ABW(Activity Based Working)を推進しており、働き方改革が加速されました。ABWとは、仕事の内容に合わせて働く場所や机を自ら選ぶ働き方のことです。例えば、集中作業は静かな個別ブースで行い、打ち合わせはオープンソファで行うなど、フレキシブルに場所を選べます。また、共創と共働のネットワーキングのためのイベント空間「PLAY GROUND」も作りました。この中には短時間で集中しアイデア出しできる「SPRINT BOX」やイベントやプレゼンテーションに活用できる場を設けました。

 フリーアドレスによって境界のない活発なコミュニケーションが生まれ、クリエイティブな成果やイノベーションが創出されることを期待しています。

PLAY GROUND
共創と共働のネットワーキングのためのイベント空間「PLAY GROUND」。さまざまな社内イベントを開催している。

――1対1、1対2で面談できる「1on1ブース」もありますね。1on1ミーティングが社員のエンゲージメントを高める仕組みとして最近注目されていますが。

伊藤:グローバルな先進企業のオフィスをたくさん視察して参考にしましたが、ABWやテレワークなど自由度の高い働き方の推進には、一方で社員同士のコミュニケーションが希薄にならないような配慮も重要であることも感じでいます。「1on1ブース」は主に上司と部下との面談場所としての活用を想定していますが、質の高いコミュニケーションが交わされること期待しています。

1on1ブース
働き方改革先進企業は1on1ミーティングを実施しているところが多いが、QUICKでは専用の「1on1ブース」を作った。