今年、「日経WOMAN 女性が活躍する会社ベスト100」において、ダイバーシティ推進度で第1位となった日本生命保険は、女性活躍の先進企業だ。2018年10月9日、東京・丸の内の同社東京本社にて、女性管理職情報交換会が開催され、管理職として働く女性150人が全国から集まった。この4月、代表取締役社長に就任した清水博氏がそこでどのようなメッセージを送ったのだろうか。会の模様をお届けする。
(文=金丸裕子、写真=矢作常明)

未来を担う150人の女性管理職へ
清水社長が熱い激励を送る

 東京・丸の内の日本生命保険本社のホールに集まったのは、女性管理職(約600人)のうち150人。全国から集まった女性たちの熱気の中で、清水社長はイベントの冒頭に登壇した。清水社長から女性たちへの激励メッセージは以下のとおりだ。

1983年京都大学卒業。同年日本生命保険入社。2005年商品開発部長。08年主計部長兼総合企画部担当部長。09年執行役員総合企画部長。11年執行役員総合企画部長兼震災復興局。12年常務執行役員総合企画部長。13年取締役常務執行役員。14年取締役常務執行役員。法人第一営業本部長兼法人第三営業本部長兼東日本法人営業本部長。16年取締役専務執行役員。18年代表取締役社長。

 「私がやるべきことは2つだと考えています。1つ目は、もっと素晴らしい日本生命にして皆さんに引き継ぐこと。2つ目は、日本生命の未来を引き継ぐ皆さんが、自身の可能性を花開かせ、才能を発揮できる環境を十分に整えることです。社内にイノベーションを起こすためには、ダイバーシティとインクルージョンが必要で、女性が9割である日本生命では、とりわけ女性の活躍がなくてはなりません」

 同社の女性管理職比率は現在16.1%だが、これを2020年までには20%に引き上げることが目標、と清水社長。女性管理職自身がさらに成長し、その姿を後輩に見せることで、次の世代、さらにそれ以降の世代が育ち、それが会社の発展につながると指摘する。

 そのために、4つのお願いをしたいと清水社長。

 「まず、チャンスに貪欲であれ、ということ。このような立場に就きたい、幅広い仕事をしたいと口に出してほしい。2つ目は、現在の仕事を徹底的にやりきること。3つ目は、違う立場に身を置くことを想像する。自分が部長だったら、役員だったらと思い描き、自分ならばどうするかを考えてほしい。4つ目は、論理、言葉を鍛えてほしい。管理職になると組織のマネジメントや他部署との折衝機会が増える。組織を引っ張るためには、分かりやすく、力のある言葉が必要」

 「人生は謙虚に、チャンスには貪欲に。皆さんが日本生命の未来であり、未来を作る皆さんを私は全力でサポートしていきたい」との言葉で締めくくった。

イベント冒頭の清水社長の熱い激励を150人の女性管理職が聞く